ラ・ポワント・クールトに投稿された感想・評価 - 9ページ目

「君はボクと似てないから
好きになったんだ。
少しずつ似ていけばいい。」


「僕の習慣を身につけたとしても
君は僕にはなれない。」


アニエス・ヴァルダのデビュー作

で？別れんの？
別れないの…

• #港町

アニエス・ヴァルダの長編デビュー作。

夫の故郷の小さな漁村ポワント・クールトに、倦怠気味だった関係を終わらようと夫のもとへ訪れた妻。はじめはギズギスしていた妻の感情も漁村で過ごすうちに徐々に心がほ…

１２年ぶりに故郷の小さな漁村に戻ってきた夫。
５日遅れで夫の故郷にやってきた妻。
妻は別れを告げにやって来た。
夫婦関係についてお互いの愛を語り合う2人だった。


仲良さげに見えた2人の間には溝が…

2023年09月25日Amazonプライム、無料配信。

写真家のアニエス・ヴァルダの監督デビュー作。ヌーベルバーグの先駆けとなった作品。
南仏の漁村が舞台。
危機的な夫婦と漁村の住人たちの物語を交…

愛が老いていく

2人が歳を重ねて少しずつ似ていくのが本当のいい夫婦の関係
2人の愛を愛するんじゃなくて相手を愛する

君が立てる音や笑い声を聞くうちに
他の音より愛おしく感じた

閉じた目で見ても…

「冬の旅」を観てからアニエスヴェルダの作品が観たくなって観てみた。
アニエスヴェルダの映画を観た後は面白かったというよりも現実の複雑さとやや抽象的な構図に充実した時間だったなという気分になる。
夫役…

上アングルからの構図のもたらす、奥行きのなさ、整理されて見える動き。この二つがヴァルダの映画を形作っている。
そして、その画面によってもたらされる鬱屈と不安こそヴァルダの映画なのである。
音も同じく…

ダダやシュールレアリスムのような芸術表現的な精神、ヌーベルバーグの先駆け。最近処理水の放出がありちょっとタイムリーだった。
度々登場する猫が可愛すぎて、猫と音楽だけで楽しめる。撮り方も良くてずっと詩…