にっぽん昆虫記に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『にっぽん昆虫記』に投稿された感想・評価

8

8の感想・評価

3.0
男を通じて社会と関わるという感じ.
リアリズムかもしれないけど,「昆虫記」という博物学的な視点では全くないと思う.時代によるニュアンスのズレ.
wong

wongの感想・評価

3.5

編集やショットはあまり好みじゃなかったが田舎と東京、農業と売春その構造の中で移り変わる極端なまでに異なる風景描写とそこで行われる性行為に差分がなくて、むしろそこには田舎の方が秩序がなかったり。筋は面…

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うめ

うめの感想・評価

3.7

戦前戦中から戦後へ
日本の混乱期を生き抜く女性
弄ばれ
翻弄され
蔑まれながらも
逞しく生き抜いていく

シリアスなようでいて
詩吟のような唄といい
アヴァンギャルドさがあるというか
独特な作りにな…

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ゆうき

ゆうきの感想・評価

3.9

搾取される側から搾取される側へ変貌を遂げる女主人公を左幸子が見事に演じ分けている。男に利用される一方だった母とは対照的に、男を利用してしたたかに生きる娘の姿はたくましく希望が持てる。
劇中のコミカル…

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大正7冬〜
アマプラ上レイティングR16+。
めっちゃ方言…字幕ほしい、、૮(ꎿຶ꒫ꎿຶ)ა
人間のいちばんドロドロした所を煮詰めたようなジトーッとした時間が続く。
内容も画面も暗めだけどムックリの…

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激動する社会と形を変えて繰り返す女の人生の対比を、昆虫のように地面を這って生きる女の視点で描いたリアリズムの傑作。
主演の左幸子は、ベルリン国際映画祭において日本人初の主演女優賞を受賞した。

母と…

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戦中・戦後の混乱期を貧しい女性が生き抜くには、「強か」にならざるを得なかった…。
現代の感覚で観たら俄かには信じ難い行為の数々。でも否定は出来ない。そんなこんながあって今の日本がある。

一見重苦し…

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錚々たる役者たち。いまから振り返るとそんな役者たちが逞しい田舎者の女が三代にわたって生き抜くさまを演じる。

性がカジュアルであったのは実質、昭和半ばではないかと思えてしまう。そしてカラダで世渡りす…

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何と表現したら良いのかな…
悲惨だし生々しいしイヤらしいけど、時々滑稽で不思議な感じ。

2023-660
Oct-68

東北の寒村で足入婚をさせられた女工時代、売春宿の女中から元締めへ上り詰めた全盛期、そして密告により投獄されたその後まで、安保闘争や朝鮮戦争に伊勢湾台風など、戦中戦後の日本現代史を織り交ぜたある女性の…

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