強いて言うと、主役二人が上品過ぎ。清潔なドロドロ(それも良いけど)。全てが造り物めき嘘臭いが、主役二人の熱量とドイルの魔力で見入ってしまった。
ミューズは一番汚らしい都会に住まう野生のオンナ。ミュ…
このレビューはネタバレを含みます
原作は読んでいません。
手塚治虫のばるぼら(白痴)を映画化。
手塚治虫の世界観がうまく描かれていて
何度視聴中に感動したことか。
こういった耽美でデカダンスな
明治〜大正時代を彷彿させる作品が…
二階堂ふみが全裸でただひたすら狂ったようにセックスをしまくる映画するし、おふみ様含め登場人物全員がただひたすらウイスキーを飲んで狂っていく作品。
1番初めに彼女を見た作品は「ヒミズ」で次に「私の男」…
- 都会が何千万という人間を飲み込んで消化して、垂れ流した排泄物のような女。それが”ばるぼら”
虚無に打ちひしがれる美倉と、孤独に震える”ばるぼら”
“ばるぼら”はその「美」故に”ミューズ”として…
一般向けではありません。映画館で観たら耐えられなかったかもだけど家でのんびり見る分には予想以上に楽しめました。ストーリーを頭で追うのではなく世界観に浸る作品です。稲垣吾郎の妖艶な雰囲気は唯一無二。個…
>>続きを読む(C)2019『ばるぼら』製作委員会