童年往事 時の流れに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『童年往事 時の流れ』に投稿された感想・評価

TAKA

TAKAの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大陸から台湾へ移住した家族の、不自由のない生活から、だんだんと大人が亡くなってゆき、成長した子らが新しい人生を迎える様子をとらえた作品。

兄弟の成長と共に、老いる両親のそれぞれに死にゆく姿と遺され…

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fumi

fumiの感想・評価

3.6
表層的な面白さというより心の奥底に響く作品

死のシーンは主人公のアハ目線で見るとどこか他人事のような一定の距離とぼんやりした感じが常にあって、それが強烈なノスタルジーを感じさせる
ごー

ごーの感想・評価

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台湾巨匠傑作選2023

台湾の少年とその家族を移した年代記。

侯孝賢というか、中華圏の映画にはビリヤードのシーンが出てくるのが多い。
雨が降るシーンが多いんだけど、文字通りバケツの水をひっくり返…

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ほんとうに素晴らしい映画でした。親の死を看取るということと、これまでの家族の解体を静かに描きます。ショットの素晴らしさ、光の美しさ、グアバのうまそうな感じ、もう一度見たいですね。
塩湖

塩湖の感想・評価

4.5

映画の完成形を観た気分。記憶の景色をスケッチするみたいに街と人の動きを断片的に整理してみせた『フンクイの少年』とは明確に違い、邦題のなかにも言葉として示されている「時の流れ」が、家父長的な風潮の解体…

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侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の自伝的作品。
1940年代に広東省梅県に生まれ、家族と共に台湾に渡ってきた主人公 阿孝(アハ)の生い立ちは侯監督そのもの。

少年時代におばあちゃんと一緒に散歩し、…

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ryo

ryoの感想・評価

-

ゆったりとした時の流れ。
決して焦らず、丁寧に切り取る一つ一つのシーン。
語りすぎない、みせる語り。
自分はやはりこんな映画が好きなんだと再認識した。

部屋の中からのショットでの縁側の外にみえる木…

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遊

遊の感想・評価

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年がら年じゅう日本の夏より湿度の高そうな台湾の田舎の日常をぼーっと眺めながら、今日の晩ご飯とか明日のバイトのこととか、今映画館の中クーラー効いてて涼しいけどなんか心臓ちょい激しめに脈打ってんなとか、…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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第二次世界大戦直後、父親の仕事のため家族で中国本土から台湾に移り住んだ少年の、高校を卒業するまでの成長を描く物語。「少年」と似た感じの映画。面白くは観れたけど、あまり刺さらなかった。
CCC

CCCの感想・評価

4.2
むちゃくちゃよい。カットが瑞々しい。廊下の奥から、一間、二間隔てた場所からの小津的な撮影もかっこいい。

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