2020.01.10(5)
劇場・字幕
初
シリアスさとコミカルさが相まった勧善懲悪ではないゆらぎ系社会風刺を描いた、ポン・ジュノらしい作品。韓国はもちろん日本の現代にもリアルに当てはまる部分が多…
終盤の父親の臭いと思われた時の表情を見た時に、当時貧乏で体臭を気にしていた自分と重ね合わせてしまって苦しい気持ちになった。最後の父親の行動にはどんな気持ちが混ざり合っていたのか、考えると泣きそうにな…
>>続きを読む貧富の差、重くのしかかる貧乏というしがらみ。
お金を稼ぎ、富を得ることが難しい環境は当然のようにそこにあり、そこから逃れられない社会の構造という残酷さが描き出されている。
誰が悪いわけでもなく、…
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