NHKで鑑賞。
市民課長の渡辺(志村喬)の、余命幾許も無いと知り表れた死相と、放蕩に走るも虚無感と絶望感に囚われた表情と、公園造りになんとか希望と活力見出して僅かに明るくなった表情のどれもが凄い。…
この映画は人生を"生きる"有限性や行動の重要性を説いてくれている。
特に印象的だったのはクラブで「ゴンドラの唄」を歌うシーンと、店で若者たちが「バースデイソング」を歌うシーンの対比だ。
前者では絶望…
結末が本当に良い。酒の席で話のネタにされ、一時の熱意を与えるが、翌日には一人を除き元に戻ってしまう。その一人は渡辺さんの公演をしみじみと眺める。それは懐古に留まるのか、挑戦の決意をしようとしているの…
>>続きを読むすごい的を得てる映画だなって思った。
死を間近にして初めて生きる。生きるって何ぞやって感じだけど見たらわかる。病気で弱ってるけど、その生きる姿には力強さを感じた。
ちょっとセリフが聞きづらいから字幕…
黒澤明の時代劇ではない作品。
息子の為、波風立てずに遊ばずに死んだように生きていた男が胃がんにより余命がわかり"生きる"物語。
彼の胃がんを知っているのは飲み屋で出会った小説家。
小説家は享楽的な楽…
今まで何も考えずにただ人生を歩んできた役所勤めの主人公が、胃癌で余命わずかだという事実をきっかけに、何か人のためにできることはないかと奔走する話。
見せ方とお芝居がものすごく勉強になる。セリフは聞き…
イギリスのリメイクバージョンを観てからのオリジナル鑑賞。
時代とモノクロで、若干理解に苦しんだけど、何とか。。。。
生きていることに価値を見出せない人生を送っていたけど、余命僅かと知ってからの人生…