2024年3月30日
映画 #最初の晩餐 (2019年)鑑賞
父の通夜、母が通夜ぶるまいの弁当を勝手にキャンセルし、自分でつくると言い出し、父がノートに残した料理を食べながら父との時間を思い返す
…
家族でも分からない、知らないことはある。
でも、家族は家族だ。
どんなに関係がぎくしゃくしたり、薄くても、ふとした時に思い出したりしてしまうのが、家族ではないだろうか。
それは血の繋がりだけが全てで…
常盤司郎監督脚本、監督の作品。
再婚した2つの家族が1つの家族になる。
物語はその父ヒトシの通夜から始まる。
通夜に来るはずの仕出しを再婚したアキコは断り、ヒトシに頼まれたと言われる料理を出す。…
前情報一切入れず、なんとな〜くで観たら…
めちゃ好みでした!
葬式で出てくる「料理」一つ一つに付随するエピソードから
故人との思い出を振り返る、割とスタンダードな作りなんだけど
とても丁寧で、ちゃ…
通夜振る舞いで「目玉焼き」を出されたシーンで僕は親戚の人たちと同じ気持ちになりました。「なぜ?」みたいな。
その後にあった家族の回想シーンが何気なくて平凡で観てて凄く心地が良い感じがしました。
でも…
父親の死を通して思い出の食事が通夜に振る舞われる。食事の思い出は家族残しても思い出。楽しい思い出、悲しい思い出、怒りの思い出、当時のいろんな思いが蘇り過去の点と現在の点が結びつく。バラバラな家族が一…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
淡々とした田舎の葬式、ほのぼのとしたヌルい映画なのカナと諦めかけた頃、窪塚さん演じるシュン兄が家を出る。
雰囲気が一変。
何で?何があったの?
ここで私は一気に映画に引き込まれた。。
秘密が明ら…
©2019 『最初の晩餐』製作委員会