ティンパニ奏者のだらしない男がオーケストラを脱け出しトビリシの街中を駆け回る。
音符の埋まらない五線譜、部屋で虚しく鳴るメトロノーム、望遠鏡の先に見える他人の生活、喧騒の去った酒場に佇むピアニスト、…
本当にだらしない男を追うだけの話なのだが、軽やかなユーモアのおかげであまりにも自由奔放すぎるどうしようもなさにクスリと笑えてしまう。この即物的なドタバタっぷりはジャック・タチ映画にも通じそうな鮮やか…
>>続きを読むオーケストラに所属する若きティンパニ奏者。だが、本番に遅刻途中退出当たり前にそこら中を軽妙に飛び回るがついに報いを受ける。
主人公がとんでもなくダメな人だけど可愛げがあるのがちょっとずるい。母性本…
オタール・イオセリアーニ監督『歌うつぐみがおりました』(1970)
時間に間に合わず、
音楽に間に合う。
主人公の一貫性のなさ、目的の分からなさ、目先の欲求のおさえられなさ、計画性のなさ、それら…
ジョージアのオタール・イセリアーニ監督作品を初鑑賞。モノクロでヌーヴェルバーグのような質感のジョージア映画。
出番の少ないオーケストラの打楽器担当の主人公が出番のない時間に演奏を抜け出して、フラフラ…