難解である。
ALPSを先に観ていたので、またアイデンティティを探る系のやつだ!となった。
キネッタの方が説明がないのだが、絵面はこちらの方が好きだったかな。
まあまず舞台がいいもんな。閑散としたギ…
ランティモス監督長編デビュー作かな?
殺人という、最も人の尊厳を無に帰す行為を再現することで、また人が傷つけられる。人間の客体化の極致を見せたいのか。それは後の作品とも繋がっている気がする。
機…
何が現実で何が虚構なのか、実は誰にも分からない。現実は虚構であり、虚構は現実であり得る。現実も虚構も全て現実なのかもしれず、全て虚構なのかもしれない。
連続殺人犯の再現フィルムを制作している様子を…
退屈だけど、もうこんなスタイルの映画をランティモスは作らないだろうと思うとじっと見つめていたくなる。太くねじったタオルで自分の首を締めるとき「殺して」という欲求と「殺さないで」という本能がそれぞれ自…
>>続きを読む生きている実感がないんだろう。だから死に瀕して、苦しみで生を感じる。
解説を読まないと連続殺人鬼がいるなんてわからない。オフシーズンの街に出没するかね。映画祭に甘やかされてきた監督という印象が深ま…
存在の不透明さというか、人生を放棄して与えられた役割に従う、その拗られた不平等な関係性に表現者としての悦びを見出すヨルゴス・ランティモス。
決まり切った退屈な日常から離れるには、非日常な治療で人生を…