画は口ほどにものを言う
まるで絵本のような映画だ。
全編ほぼセリフも音楽もなく、淡々とわたしと叔父さんの日常が繰り返されていく。ドキュメンタリーのよう。普通だったら他人からしたら退屈な映像のはず…
このレビューはネタバレを含みます
疎ましく、煩わしく思う部分があっても良いはずなのにそれを口に出さないし周りの誰にも感じさせない主人公の芯の強さがカッコ良かった、自分が目指す存在にすごく近くて感情移入してしまった。
叔父も叔父で表情…
@東京国際映画祭クロージング
丁寧に生きていこうと思えるいい作品。親子じゃないけど親子のような微妙な関係にハラハラする時間が流れるのかと思いきや、たくさんの愛を注いで正しく娘になったクリスの叔父さ…
小さな田舎町で家族の死を乗り越えて生きる登場人物の姿に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を思い出した。
台詞も音楽も非常に少ない。冒頭はあまりの静かさにこれは寝てしまうのではないかと心配になったが杞…
東京国際映画祭最終日に鑑賞。
まさかの東京グランプリ賞受賞。
デンマークの酪農業に従事する若い女性クリスとその叔父との話。
12年間同じルーティンで生活を続ける2人。必要以上の会話はなくまるで熟年…
東京国際映画祭にて。
台詞が少ないことにまず気がつく。
言葉は無くても伝わってくるお互いの気持ちが心地よくて観入った。
誰でも抱えているものがある…、いや、抱えているのではなく”大切にしたいもの、抱…
『わたしの叔父さん』
デンマーク映画
@東京国際映画祭
叔父さんと牧場に暮らす獣医を目指す若い娘。
会話のない食事、テレビからは北朝鮮のニュースが流れる。
気になる男とのデート、足腰の弱った叔…
PDの矢田部さんの言う通り思い出すだけで涙ぐんでしまいそうな素敵な話だった。
Q&Aで叔父さんは世界のニュースをテレビで見ているけど、クリスは自分の将来や恋人との関係などの問題で手一杯。
仲がい…
© 2019 88miles