2022年11月08日劇場観賞
独ソ戦に従軍した女性たちの証言集「戦争は女の顔をしていない」が原案のロシア映画。
元女性兵士でレニングラードの病院で働く看護師イーヤ(ビクトリア・ミロシニチェンコ)…
記録漏れ。
冒頭から終始緊張感があり、
戦争で身も心も傷ついて、
そんな中で悲劇が起こり支えになるものも失って、
帰ってきても「戦地妻」とあしらわれる。
それでも生きていくため活路を見出したい。
…
ロシア映画を最後に見たのは、たぶんキンザザだと思います。昔過ぎですね、、、
あの奇抜なSFから一変、ノーベル文学賞(ノンフィクション)を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチの映画を観てきま…
長身のイーヤが歩く後ろ姿が周囲から浮いていて、それこそが彼女たちが対峙する世界の残酷さなのだと感じた。戦争は終わったが戦争によってもたらされた苦しみ悲しみは生涯続くばかりか、増幅し連鎖し新たな悲劇を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
今現実で起きていることとどうしても重なった。
舞台は第2次世界大戦後の1945年、ソ連・レニングラード(現サンクトペテルブルク)
WWⅡに従軍し心身に癒えない傷を負った女性兵士たちを描いたスベト…
二度目を観る強さが持てない代わり、絶対に忘れる事もない名作に、今まで何本か出会いました。これもそうで、観ている間お腹が砂でも詰められたみたいに重くて、本当に具合が悪いのかなと焦るほど苦しかった。より…
>>続きを読む終わっても終わらない、埋めようとも埋まらない悲しみが続いていく。生きて帰ってこれたとしても生きた心地がしない、傷ついたまま治らない心。見せる、見せない、語る、語らない、それにより生まれるサスペンス、…
>>続きを読む鑑賞後も何か胸がチクチクしていて、おそらくそれを取り除くには少し時間が必要なのかもしれない。
戦時中(戦争)がテーマではあるがそういったシーンはなく、だがしかし戦争によってこの女性たちは確実に人生…
© Non-Stop Production, LLC, 2019