なげぇ。
原案の本『戦争は女の顔をしていない』は著者のアレクシエーヴィッチが2015年にノーベル文学賞を受賞した後、翌2016年に再刊されたことでとても話題になってたのが記憶に新しくて、本作製作の…
戦時下で、女性と子どもは逃げ惑うだけだと思っていたが、イーヤやマーシャのように前線で戦う女性もいることに気付かされた。
イーヤに預けた自分の子、パーシュカが死んでも取り乱さずに淡々と事実を受け入れる…
ロシア映画特有の冷徹なリアリズムを基調とした作風だがストーリーは奇妙だ。のっぽのイーヤもマーシャも兵士としてWW2を戦った後遺症により心身ともに壊れている。この映画では緑が多用されているが、安心安全…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
PTSDの発作で預かっていた戦友の子供を窒息させてしまい、新しい子供を産むように戦友から求められる話。戦友は負傷で妊娠できない体になっている。戦争で傷つき、疲労した人たちの交流を静かに描く。主人公た…
>>続きを読む戦争で心の病を患った2人の女性看護師の話。
“コレもまた戦争による悲劇”、という内容。
核心に触れそうで触れない点。
所々で言動に繋がりが感じられず不可解な点は、敢えてそういう脚本(演出)にして…
第二次世界大戦直後のレニングラード、同じ病院で働く戦友の女性2人が、心や体に傷を抱え苦悩しつつ、支えてくれるものを探し懸命の生きようとする物語。戦争で痛めつけられた女性の姿がドキュメンタリーのような…
>>続きを読む喜びも気づいたら苦しみに変わっている。
戦争という非日常が原因で起こってしまった変化はもう元には戻せない、どんなに狂ってしまっても共存して生きていかなければいけない。
終始苦しくて救いがなかった…
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