試写で鑑賞。
『ゆれる』『永い言い分け』に続いて本作を観たが、前2作にもあった作為的に感じる演出が好きではないと思いながらも、人が生きる上での秩序の崩壊や再生というテーマ性に惹かれた。人は他者との関…
映画を見るのが1ヶ月ぶりだった…
偶然がすぎるし、くさいし、環境描写が同じ種類の記号の連続だし心象風景が全く面白くなかったけど、太賀は良かった。
そもそもこの類はジャーナリストの仕事であり、映画作…
人間、そう簡単には変わらない。いや、変われない。心の奥底から変化を望み、耐え難い努力をし、それを支えてくれる他者の存在や後押しがあってこそ、ようやく叶えられるもの。その事実を、困難さを、困難さを助長…
>>続きを読む見終わって色々噛み締めて、このポスターを改めて見た時にうわ、、すげぇ、、、って思った。
この世という檻の中から出て、本当のすばらしき世界に羽ばたく様な。
自分に嘘のつけない男が嘘をつかされてしまう世…
人生のほとんどを刑務所で過ごした男の再生の物語。なかなか馴染めない現代の普通の暮らしに奮闘する姿がどこか微笑ましくて、面白い。
突きつけられた現実は決して優しいものではないけれど、ときどき世界は優し…
就職の喜びを「●●●●みたいやー」で表す元ヤクザに爆笑。自分の全時間を割いて他人を支えるなんて出来ないから一人一人が少しずつ他人を気にかけて作り上げるしかない素晴らしき世界。ただテーマをセリフで言い…
>>続きを読むタイトルを変えた意味
原作は「身分帳」。映画もまさしく三上という一人の元受刑者の人生を身分帳から辿って描いている。
そこで疑問に思うのが、なぜ変えたのか。シャバに出てきても頼れる人は少なく、刑…
これまでどうしても論理=台詞が先行していた感のある西川美和作品だが、初めてとなる原案小説と役所広司という俳優を得て、一段開けた視界に立っている。
言葉や台詞、答えや正しさではなく、ただ花を贈ること…
試写会にお邪魔してきました。
もう....すばらしすぎる作品でした。
感想をまとめたいって思っても
まとめきれなくて、何から書いていいものか。
そして、余韻がすごい。
心をえぐられては、…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会