このレビューはネタバレを含みます
絶望的なレベルのかまってちゃんが、
絶望的なレベルすぎて実際に絶望する話。
「君たちは僕を愛さなかった」
って、
恋人は、結婚したいからNYに来いとせがんできて、
友人は、うちに住んでもいいと…
7月23日、僕は死ぬ。
それまでの2日間、旧友たちにお別れをしよう。まだどこかに炎が消えずに燻っているかもしれない。
友人たちは、アランがアルコールの中で浮遊し眠っている間…
7月23日は、アランが自死を決めた日である。
アルコール依存に病むアランは、医師からは「治った」として退院を促される。しかし、彼からは俗世で生きる気力が失われてしまっていた。彼は死のにおいを抱えな…
酒と恋の青春を過ごし、今やアル中で妻ともうまく行かずの主人公が自殺する決意をし旧友に会いに行く1日。最初はあんま鬱じゃないじゃんと思ってたけど、家庭と仕事を持った親友に安定なんかクソだと言うくせにそ…
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自分の死をもって他人に汚点を残してやるというのはなんだか悲しい考えだ。
映画で観るような銃を使用した自殺は大体こめかみに銃口を突きつけてか、口に咥えるかしかあまりイメージが無いが、心臓の位置を確か…
「夢追い」「落伍者」人々との会話を通じて考えを改めるどころか、厭世的な人生観への確信度を強めているようだった。分かりやすく悲劇的な背景があるわけではないけど、全体を通して漂う物寂しさ、エリックサティ…
>>続きを読むネックレス+ネクタイ+鏡+腕時計+時計のベル+チェス+黒猫+こけし◎
監督:ルイ・マル
脚本:ルイ・マル
原作:"Le Feu follet"『ゆらめく炎』ピエール・ドリュ=ラ=ロシェル
主演…