黒澤明の後期の作品を
乱と
どですかでん
ぐらいしか見た事がなくて
どういう雰囲気なのかとか分からないけど
初期の方と比べると
ちょっと丸くなったかなって感じがする中
黒澤節もかすかに感じるって…
所々黒澤映画の面影を出しながらも、日本でしか作れぬ味わいがよく出ており、時間の短さもさることながら非常に簡潔で内容も的確。
とにかく寺尾聰と宮崎美子の夫婦の多くを語らずな関係に好感。
これぞ古きよ…
黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとに脚本執筆の最中に亡くなったため、執筆の手伝いをしていた小泉堯史が黒澤から聞いた構想や残されたノートを参考に補作して完成させた。それを黒澤組スタッフが映画化。
2…
黒澤明の遺した脚本を助監督の小泉堯史が黒澤的キャスティングで映画に仕上げるという、現代におけるベルセルクのような案件の作品となっているけれども、晩年の黒澤映画以上に温さを感じる演出や表現に物足りなさ…
>>続きを読む原作は山本周五郎なんだけど、藤沢周平の短編集『たそがれ清兵衛』思い出したなあ。奥さんの為を想ってるところとか。
物腰柔らかで優しげな侍が実は強いみたいなの好きだわ。そしてそれを極力ひけらかすことなく…