'何が起こっているのか…分からない'
現代の医療を以てしても治せぬ病、認知症。
今作は、'分からなくなる'を擬似体験する作品です。
第三者目線ではなく、
認知症を患った本人の目線で物事が進むので…
ハンニバルじゃなくても、その片鱗を思い出しちゃうのに、それはそれで今回は今回の役のおじいちゃんなんだよなぁ。
名優だなぁ。あと、キャラクターのイメージ強すぎて、この人声めちゃいいね。
決まったアン…
ここは私の家だ!
頑固だが、チャーミングな一面も持つ81歳の男アンソニー。
娘のアンと二人暮らしだが、どうも最近話が合わない、気が合わない。
自分に断りもなく模様替えはするし、なんて娘だ。
…
人が老いて、
記憶が薄れ、混乱していく道程を
秀逸に描きだしている。
何が正しくて何が違うのか。
昨日と今日に一貫性がなくなると何が起きるのか。
人は何を信じているのか。
周りの人間は、どう振る…
劇場見逃し作品。
“認知症を患った父親”からの視点を表現した今作。いままで認知症の人と接することが多々あって…途中つらくてしんどくなるかな、と思っていましたが最後まで鑑賞することができました。
…
認知症本人目線での世界観がよく描けていた、本当のところはわからないけど。
きっとそうなのだろうと。
一緒に住んでいた認知症の祖母のことを思い出して涙なくしては見られなかった。
最後は子どもに返ると言…
痴呆症の本人目線で話が進んでいくので、場面の切り替わりが突然だったり、今まで誰の家にいて、今どこにいて誰と話してるのか、観ている側も混乱してくる。自分がその人になったかの様な気さえしてくる。
…
少し切ないけれど、家族を持つ者にはいつか必ず訪れる場面を切り取ったとても大切なメッセージのある作品。
作品の作りかたが凝っていて記憶力が低下してきたり、痴呆が出始めたら父親の感覚を非常に上手に表現…
2021年9作目(11本目)
下手なホラーよりもよほどホラーな展開が最後に視聴者を襲う。
けれど、僕らは自分の人生のどこかでこの事態に直面するかもしれない。
これは物語の最後の展開以上に怖いこ…
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