ホン・サンスの映画初めて観た。私が好きな今泉監督が日本のホン・サンスと書かれているのを前からよく見掛けていたのでいつか観てみたかったのだけどよく分からなかった。長回しや何気ない会話、生活音などがそう…
>>続きを読む結婚してから五年以上も夫と片時も離れたことのなかった主人公ガミが、彼の数日間の出張を機にそれぞれ異なる生活を送るかつての友人たちに会いに行く話。
おそらく3日間の出来事だとは思うんだけど、窓の風景か…
会話劇の中の行間を受けてが作りあげることで完成するような作品。
その点が大豆田に似ていて坂本裕二が久々の映画館とこの映画をストーリーに上げていたのも納得。
好きなタイプの映画のはずなんだけど眠く…
大好きなホンサンスの新作を試写鑑賞。
女優を執拗に追い、その表情の中にある「何か」を見いだしたとみるやクイクイッと寄る不自然なフォーカスは健在で、
惚気話しとして夫との暮らしぶりを無邪気に語るんだけ…
テーブルを挟んだ食事、ヘンテコなズームなどいつものホン・サンスの刻印はあるが、なんだか上滑り気味。
それに加え階上と階下、玄関先での立ち話、防犯モニター、動物、窓の開放、りんごを剥くなどの行為が反…
主人公の女が3人の旧友に会って、他愛もない会話を繰り広げる。それがずっと続く会話劇。
彼女達の会話を聞いて、どういった人生を歩んできたのかを観ている人に想像させる。
歩んできた人生にまとわりつくのは…
逃げた女
核心をついた意味深い良い邦題である。
一見本筋が見えにくい作風であるが故に、この邦題が鑑賞後深みを増して静かな余韻にひたらしてくれた。
終始何も起こらず淡々とした会話劇と食事のシーン…
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