ファイブ・イージー・ピーセスに投稿された感想・評価 - 10ページ目

『ファイブ・イージー・ピーセス』に投稿された感想・評価

旧体制の価値観とカウンターカルチャーの価値観、どちらにも迎合せず、(受け入れられず)心の指針を失ったニヒリストの放浪映画。
ラストシーンお気に入り。

ピチカートファイブのメッセージソング
なぎ

なぎの感想・評価

3.0
ボビーの行き当たりばったりの生き方に少しだけ憧れる。人に寄り添いたい時もあれば、逃げ出したくなる時もある。でも、そのままじゃいつまでも変わらない。
登場人物が2人増えてからが面白い。
何が起きてもおかしくない空気感がこの時代のアメリカ映画のいいところ。
現実から逃げ続ける男、でもやっぱりしこりがあって女を捨てられない。どっちつかずで自己判断できない惨めさが際立つ作品だったな。すべて捨ててアラスカに、最後はその決断が出来ただけで良かったんじゃないかな?
夕

夕の感想・評価

5.0

ジャックニコルソン演じる主人公のボビー、ガールフレンドのレイ、気のおけない友達のエルトン、優しい姉さんのデュピー、乗り合わせる二人組の女ヒッピー、ボビーのピアノを褒めたキャサリン……
全ての役回りが…

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音楽一家の上流階級出身のボビー。そんな生活が嫌で、石油採掘所で肉体労働をしてその日暮らしのような生活を送る。恋人のレイが妊娠するも面倒臭さを感じて、実家に逃げ帰ろうとする。大人になりきれない彼の姿を…

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生きる価値を見いだせない青年の苦悩を描く。

ボビーは今、石油採掘現場でその日暮らしをする労働者。裕福な家庭に育ったが…。

さまよい続けるボビー。

📌2000
note

noteの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

石油採掘現場で働くボビーは何に対しても積極性がなく、いい加減な毎日を送っていた。ある日、同棲しているウェイトレスのレイが妊娠したことを知り、ボビーは束縛されることを嫌って、家を飛び出す。ところが、姉…

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K

Kの感想・評価

3.6

アメリカン・ニューシネマの何が好きってハリウッドに飽きた人々が文字通り新しい物を作ろうとした結果出来上がった作品達であるというのは勿論のこと、この「どん詰まり感」がたまんないんだよなとしみじみ思った…

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一人旅

一人旅の感想・評価

2.0

希望とかそういった前向きな気持ちが全く感じられないアメリカンニューシネマ。始終鬱々してて気が滅入る。ジャック・ニコルソン扮する放蕩息子は強引で自分勝手。恋人(カレン・ブラック)もなかなか一緒にいたく…

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