萩原慎一郎の歌集をモチーフにしたオリジナルストーリー。
人生は2.3秒の出来事や一度の判断で
とんでもなく変わってしまう。
だけど、憂さ晴らしや暇潰しの為に気安く人の人生に入って来ないでよ。
苛めっ…
追記あり
無くしたと思っていた当日鑑賞メモが見つかったので、1番下に追記として保存。
歌人萩原慎一郎の存在は彼がいなくなってから知り、ずっと引っかかっていた。のちSKIPシティ絡みでの映画製作の話…
このレビューはネタバレを含みます
前向きに終わる映画なのか否か、難しいです。人によって違うかも
飛行機は滑走路に乗ると、助走をつけて飛ぶだけですが、それまでには入念なメンテナンスが必要です。
人も同じで、準備時間は違えども、失敗で…
昨日気付き、今日まで公開と知り久しぶりに映画館へ足を運んだら3度も泣いてしまった。
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ふと詩集を読みたいと思い立ち、Amazonをぐるぐるして、リンクのリンクを何気なく見ていると一冊、心…
この映画は若くして自死した歌人・萩原慎一郎へのレクイエムだったのだ。
最後、一首だけ慎一郎さんの短歌が映し出された時、そう思って胸がいっぱいになった。
非正規労働への苦悩、いじめのトラウマに苦しむ歌…
途中まで胃がキリキリするというか、ねじれるような苦しい展開が続く。でも終盤、それまでの出来事を社会のせいに帰結させなかったことで光明が見えていく。
最後の翠の言葉に救われた。どんな社会でも、傷つかず…
翼で飛んで行きたい
萩原慎一郎さんの事を調べるとなんともやりきれない気持にもなる。
時代が違う3つの物語の構成が上手い。それぞれの物語が丁寧につくられていて、終盤になって自然と全貌が見えてくる。…
c2020「滑走路」製作委員会