しみったれた邦画だとダメージでかいなあと思いつつ鑑賞
物語が始まり3分後くらい、タイトルが出てそのときの華子演じる門脇麦の絶妙な表情でもうウルっときた。
アラサー、独身、都会で生きていく女性たち‥…
岨手由貴子作品。
原作は、ここは退屈迎えに来て、アズミ・ハルコは行方不明の山内マリコ。
アレの帯文も書いてる!
それは最後に。
渋谷区松濤の貴族女子、華子と
富山出身慶應女子、ミキティと
エリー…
どんな家に生まれても苦しみがあることは一緒。親の人生をトレースするように生きるか、家柄にしかれたレールを歩むか。
あっちとこっちというような庶民と貴族、階級と人生、隔てでありながらイコールのよ…
女が抱える孤独や葛藤が美しく描かれている芯の強い作品でした。
東京に階層があるなんて考えてなかったな。一般的とは並外れた権力を持つ人やお金を持つ人、人生の始まりが常識とは違う人、そういう人が今もど…
過去に鑑賞済だけど、原作を読み直したので再鑑賞。
「世の中にはね、女同士を分断する価値観みたいなものが、あまりにも普通にまかり通ってて、しかも実は、誰よりも女の子自身が、そういう考え方に染まっちゃ…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会