神話自体が人間の有り様を端的に表現したものだけあって、筋は業の生々しさに吐き気がしてしまいそう
淡白な語り口で鮮やかな映像とともに展開していくので気がつくと惹き込まれる
度数の高い辛口の酒を呷るよう…
5、いや、10年早かった。
悲劇「オイディプス王」とパゾリーニ監督の人生を重ねている。
最初のシーンは、他の映画で言うところの最後のシーンかと思います。
必要最初限度の台詞等(雅楽?が使用されてい…
ソフォクレスのオイディプス王を割とそのまま映画化。
なんだけど、冒頭とラストに現代の部分が加わることで唯一無二の、パゾリーニの作品となる。クセは強いが、ラストの諸行無常感はオイディプス王の物語の本質…
パゾリーニ監督作
ギリシャ悲劇の最高傑作と名高い「オイデップス王」を原作に映像化した作品。
キリストの生涯を映画化した「奇跡の丘」と同じネオリアリスモ的なアプローチ。余計は演出はせず、淡々とスト…
イタリアの男にはマザコンが多いという。母を訪ねて三千里のマルコもイタリア人。この映画では三千里どころか紀元前の時代まで遡ってまで母を訪ねる。
世の女性たちのマザコン批判に対し「マザコンで何が悪い!ギ…
邦題が好き オイディプス王の話読んでも「知らなかったんだから仕方なくない?」と思いがちだったんだけど、これ観てなんとなく気持ちはわかったような気がする
スフィンクスを何もないところに棒立ちしてる変な…
映像の美しさが際立っていた。
パゾリーニの作品はどれもが非常識で、まるで観る者を困惑させるのが狙いであるかのような奇想天外さに満ちている。
だいたい、主役のフランコ・チッティにしたって大変なブ男で、…
ギリシャ悲劇に詳しくないので(色々意味があるシーンがあったと思う)、読み取れない所もあったけど、映像から目が離せない作りで不思議な作品だった。画に無駄な情報を入れてない。
衣装や装具が特徴があって、…
パゾリーニ〜、やるな〜。
衣装、コスチュームが魅力的。
アニメに出てきそうな、宮殿はセットを建てたのか??なんともバブリーな映画。
松崎しげるかと思わせる主人公、まゆげのないミステリアスで美しい母。…
【1969年キネマ旬報ベストテン 第1位】
イタリアのパゾリーニ監督作。なんだろうこの監督。面白いかと言われるとよく分からないんだけど癖になる。
オイディプス王の悲劇を割とそのまんまやっている。た…