ホロコーストの罪人のネタバレレビュー・内容・結末

「ホロコーストの罪人」に投稿されたネタバレ・内容・結末

実際にいた家族たちの話しなのでかなりリアルだった。
あそこまでヨーロッパ中ナチスに支配されると、本当にどこに逃げたら良いかわからない。だからアメリカやイギリスに逃げた人も多いのだろう。

ユダヤ人登録制度
こんなもの作られたら逃れられない。
なぜ、正直に申告するのだろう。
それだけユダヤ人ということに誇りを持っているのかな。
ユダヤ人とは、私はずっとユダヤ教を信じている人達だと教えられてきたし、そう思っていた。
けれど、ユダヤ主義という伝統的な価値観や倫理観に従う人達のこともユダヤ人と言うらしい。無神論者も多いとのこと。
めちゃくちゃ複雑‥

警察副本部長クヌート・テッドの隣の奥さんが、あの質問と答え方で全てを察し、すぐに逃げたのが賢明な判断だった。あそこまでの状況が来たら逃げる以外方法がない。
(クヌートは無罪判決を受け、退職まで警察界で勤め上げたとテロップが流れていた)
お店に「ユダヤ人閉店」とか書かれただけで心折れる。実際には燃やされたり襲撃されたお店もあるらしい。

ドナウ号
「これでようやく追い出せる」という警察署女性職員のセリフ。
ナチスの指令ではあったけれども、彼らも望んでいたのだ。
一方、ドナウ号行きのタクシーの運転手のように、助けようとした人がいたことも事実で。
ドナウ号が着いてから家族皆んながすぐに裸にされてガス室に送られて一瞬で殺された。
人間のすることが本当に怖い。
人間という生き物はつくづく恐ろしい生き物だと思う。



映画は時代を映す鑑。80年近く経ってなおナチスやホロコースト、強いて言えば先の大戦についての映画が作られ続けるのか。決して忘れてはいけない人類の負の遺産。歴史から学ぶことは数多くある。忘れずに前に進まなければならない。映画はそれを教えてくれる。




当時のノルウェー人を責めるつもりはない。自分が同じ立場になったときにできることはあのタクシーの運転手がやったことくらいだろう。

秘密国家警察のロッドが無罪になったという点が『顔のないヒトラーたち』とは違うところか(あちらはドイツ国内のお話だが)。ロット自身も強制連行に関して動揺している描写は多々見受けられたが、果たして戦後自分の罪と向き合えたのだろうか?

あと、まさか毒ガス直前まで描かれるとは思っていなかったので驚いた。



蔓延防止のおかげ上映回数が減り『アウシュビッツ・レポート』を観逃したのが残念で仕方ない。『沈黙のレジスタンス』は観ようと思う。
ノルウェーの歴史に付いては正直文章自体でしか表現してないんだけど、実在した家族に関しては感情移入しやすい演出をされていて見やすかった。
ちゃんとアウシュビッツのガス室まで描いてくれてるし、こういった出来事は忘れてはいけないよね。
しかし、60年ほど経って政府が正式に謝罪って中々に狂ってるし権力によって人の人生めちゃくちゃにされるって本当に理不尽で悲しい。
あと奥さん美人で、最終的にあの結末も中々辛い。
これまでも第二次世界大戦時の迫害をテーマにした映画はたくさんあったと思う。
しかし胸から背中まで突き刺さるものがありました。
序盤の幸せな進行からの、急転直下、
主人公とその家族に降り注ぐ不条理極まりない迫害。
もう涙が止まらず久しぶりに嗚咽というものを映画で味わいました。
最高の映画でしたし、最低の事実でした。
過去の史実として語り継がなければならない話なのだと、この作品を作り上げた方々の想いがスクリーンからひしひしと伝わりました。
最後、チャールズとラグンヒルは元の関係に戻ることはなかったとあって
文字に起こされていることで余計現実を突きつけられている気がして印象に残ったし、悲しかった
この夏割とホロコースト系の映画続いてる印象。その中でも、この映画はなんか心にきた。

とある家族を描いたもので、映画の中のフィクションの人物と実在の人物が混じっているらしい。登場人物のキャラがすごく上手く分散されていてそれぞれにとっての戦争とかユダヤとかが、観ていて非常に痛かった。罪人は、国そのものって解釈でいいのかな?

割と初めの方にお父さんが、
「ユダヤは宗教じゃなくて人種だ」
という旨のことを言うんだけれどすごく記憶に残っている。

彼らは既にユダヤとして亡命してきてっていう背景が語られずとも物語の展開でわかってくるんだけれどわざわざ言わないで物語進行でみせてくる感じ好み。それから、電車のままとある場所に乗入れて行くってシーンから描写で私たちはもうこの後を知っているので、もう終わったと思った。からの無音演出で心持ってかれて加点まである。彼らのその後を示唆する演出とかも好きだったし良かったなあ。

私は、宗教に忠実に生きてきているわけじゃないから意図の全てを理解出来てないんだろうなとか思いつつ観てよかったと思う映画だった。
何の救いも、どんでん返しもなく淡々と進むセミドキュメンタリーのような作品。

ドナウ号の渡航受付。受付が終わって本人に返却されず捨てられていくIDカードの束。それを無表情で束ねて整理する役人。重すぎる。

ノルウェーからアウシュビッツに着いてガス室に移動したユダヤ人。無音となり、人がいなくなった脱衣室。そしてフェードアウト。さらに重すぎる。

主人公は、妻がアーリア人だったことからアウシュビッツ行きは免れ、生還したが妻との関係が元に戻らなかったというのは切ない。その後2回結婚して3人?子供ができたという情報までは要らなかったのでは。

735人が亡くなり、生き残れたのは僅か38人。ただ1200人はスウェーデンに逃亡。

ノルウェー政府が黒歴史を明らかにして謝罪。
映画の形でこの時代に残したことに意義がある。
でもなんでまた2012年にノルウェー政府がこの事実を認めたのか、その経緯の方が興味深い。
ノルウェーの歴史の汚点。狂ったナチスがやってきてホロコーストをやったというので、「ナチスってひどいね」という善悪ものだろうけど、ナチス占領下のノルウェー政府がやらかしたことだからより滅入る。昨日までの国民、隣人をこうもあっさり破滅させられるものなのだろうか。
物語の背景にある絶対悪により、それに肩入れした人間たちと破滅させられる人間たちに向き合う2時間はとてもしんどかった。
ホロコーストを題材にした映画は山ほどありたくさん観てきたが、これまで知られていなかったノルウェーでの実話。
地味かもしれないけど淡々と悲劇に向かい、序盤以外は終始胸が締め付けられるような重苦しい内容だった。辛すぎる。
ノルウェー警察が主導して、結果国民もホロコーストに手を貸してしまった。ユダヤ人に対して内心快く思っていないのが滲み出ていて。
チャールズが生き残れたのも妻が非ユダヤ人というところが大きい。
現在進行形で日本で起きている様々な問題も「仕方ないよね」とかで片付けないようにしないと怖いなと思った。
ノルウェーの国民がホロコーストへと向かうドナウ号へのユダヤ人強制収容などに加担した事実をもとに、ノルウェーのユダヤ人家族の悲劇を描く。ヤーコブ・オフテブロをはじめ演技も良かった。
2012年にノルウェー政府が正式に認め謝罪した背景などもあり、原題はノルウェー後の「最大の罪」といった意味合い。それを考えるとこの邦題はうーん…
またホロコーストに辿り着き、45歳以上の男性と女子供が服を脱が移動させられた場面で突如一切音がなくなる演出は劇場で見ていて本当にゾッとした。
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