このレビューはネタバレを含みます
ChatGPTに基本的な感情パターンを組み込んだだけでキュンキュンしてきた、、みたいな記事を読んだばかりなので非常にタイムリーだった。
スーパーAIを搭載し、アルゴリズムによってどんどん進化し続け…
自分を幸せにするようにプログラムされた人型ロボット(アンドロイド)と女性科学者との恋愛を描く。
監督・脚本は女優でもあるマリア・シュラーダー。
ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演俳優賞:M・エッゲルト)…
タイトルの軽さとは真逆の大真面目な作品。
ほとんど人間と変わらないくらいの人形アンドロイドが出来たら、共に暮らしてみたらどうかしら?を真剣に考えるお話。
結論はまったくもってご尤もとしかいいようが…
「あなたがいないとただの人生なの」
「それを愛と呼ぶのでは?」
なんていうロマンチックなやりとりもあったがアルマの
「長期間ロボットと暮らせば誰もが普通の人間との交流はできなくなる」というセリフ。
…
視聴前は変なサブタイトルのせいでチープ感のある作品なのかなと思っていたが、実際には音楽も映画全体のテンポも落ち着いていて、雰囲気の良い作品。
街並みも登場する建築物も美しいので、観ていて癒やされた…
まあ割と茶番劇なんだけど、あのアルマの最後の矛盾した言動がすべてだろう
終わり方について理解できてない人も見かける。まず
名前のアルマはスペイン語で確か心という意味だったはず。つまり人間であるかそ…
3週間の品位を保った関係性
資金提供と楔形文字の粘土板
行き交う人々の営みと孤独
想像し得る一番の悲しみとは
望む行動を百発百中で
欲望を満たし人を幸せにするロボット
未来を築くには過去が必要
全…
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