このレビューはネタバレを含みます
黒澤明が1960年に製作した犯罪映画である。
脚本には黒澤をはじめとした5人がクレジットされており、相当やりあったあとが透けて見えるような作劇だった。悪を倒すために悪の要素を取り込んだ西幸一(…
黒澤映画特有の台詞の聴き取りづらさや登場人物の多さ、政治絡みの話の複雑さが相まって正直とっつきづらい作品。あらすじだけでも予習をしておくと話の流れがすんなり頭に入る。
本作は勧善懲悪ではない。ひと…
とある公団の副総裁・岩渕の娘である佳子(香川京子)と、岩渕の秘書である西(三船敏郎)の結婚式が執り行われるが、そこにその公団の汚職疑惑を嗅ぎつけた記者の集団が押し寄せてくる。そんな中でも粛々と式は行…
>>続きを読むとにかくタイトル通りの内容。悪い奴ほどよく眠りやがる!
そんな悪い奴らに恨みを持つものが復讐しようという話。
その入り組んだ復讐の全貌が明らかになるにつれて、なんて壮大で凄い復讐なんだと唸らされる。…
このレビューはネタバレを含みます
結構な台詞応酬劇にクサさを感じてしまった。
ブン屋の会話とか。
葬儀にビフォレコ(プレスコ)は恐ろしい!
消えた人間が突然現れるのもビビる。
漢気とセンスの塊、ミフネの迫力に展開が読めない。
倒れ…
なんかモヤモヤが晴れないな。。黒澤作品をたくさん観て思ったけどやはり黒澤明は人間の誰にでもある嫌な部分とか汚い部分までちゃんと描くから画面越しから人の垢の匂いまで伝わる。マジできったねえ奴しか出てこ…
>>続きを読む冒頭の結婚式シーン、あのまんま「こんな結婚式は嫌だ」っていうネタに転用出来そう。あんなの結婚生活に不安感じずにいられないでしょ。
権力争いとか贈収賄とかもう勝手にやってくださいよ…って感じだった。…