なにもかもあやしく、そして、美しい……。
シェリー・デュバルとシシー・スペイセクという、70sアメリカ映画のミューズの競作というだけで申し分のないところだが、さらに(『アルトマンのイメージズ』と比…
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宣伝か何かに「倦怠、虚無、閉塞」とあったんだけど、まさしくそれ。終始不気味、痛々しい。特に前半は2人も他人との距離の詰め方が下手すぎて…見ていて「あ…あぁ…。」となった。オチが?すぎて解説サイトを漁…
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この不穏さの持続がたまらない。
人類に無視されても喋り続けるホラー。
ビールの泡を吹き飛ばす奇行なんかを見せつつ、全員に無視される女につきまとうホラー。(テーブルの拭き方もヤバめ)
車のドアにス…
何だこの映画…。冒頭のリハビリ施設のプールで足元しか映さないカットからして不気味すぎるし、とても変わった女の人しか出てこないし、その人たちが全くエロさを感じなさすぎて怖いし、中でもピンキーの佇まいが…
>>続きを読むシスターフッド的な何かなのかな?と思わせておいて音がずっと不穏。ピンキーのようなべったりな女って実際にいるから笑えない。わたしってモテてるのよ!とか言いつつ実際は無視されている女も実際にいる。どちら…
>>続きを読むなんだこの映画、アルトマン自我を捨てて撮ったんか??
シャイニング女、同居人が奇人化しがち、と思いきやシャイニング女も奇人という…。
無視されてるのにぺらぺら喋り続けると思ったら、急にストレッチ…
怪作。ずーっと薄気味悪い画面が続く映画。ゆるいズームイン・アウトでここまで面白いホラー映画が撮れるのか…
事故後に人格が変わってしまったシシー・スペイセクが急に色っぽい顔つきになるのが本当に不思議で…
イメージズから5年程度の感覚を空けてアルトマンが撮った、ベルイマン的女性映画。
アメリカの映画だから当然とはいえ結構アメリカらしい場面が多く、イメージズよりヨーロッパ映画的な質感に乏しかったので好…
久しぶりにみた…猛烈に好きです。パームスプリングスのリハビリセンター、パープルハイツにダッジシティ。ジャニスルールがターゲットにして弾痕あけまくった3枚の絵がきちんとラスト店に飾ってある。ふたりのミ…
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