塚本晋也監督の「野火」と比べながら見てしまいました。こちらの方が、あまりひどいシーンはなく、人間の汚いところ、窮地に陥ったときの行動などは描かれていませんでした。
爽やかに描かれている感じでした。
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170分の上映時間は長いが、小野田さんがフィリピンで過ごした時間に比べれば屁みたいなもの(笑)。
※ 小野田さんらが行ったフィリピン民間人の殺傷と略奪行為の「お見舞い金」として、日本政府から3億…
映像が美しい、ジャングルも、海も、草原も。亡くなった戦友に花を手向けるシーン、ようやく日本に旅立つ瞬間のプロペラに草が波打つシーン、印象的だった。
小野田さんは有名だが、何も知らなかった。終戦を知ら…
日本人監督が作らなかったor作れなかったことの意味を一番考えた。「南岸待」の意味ではしゃぐシーン、人間は恐ろしいもので、無意識に都合よく解釈してしまう。スケールは全然違えど、ネットだけで(自分に心地…
>>続きを読む小野田さんが当初投降を呼び掛けられた時に並行世界のストーリーを作り出し敵の罠だと納得するくだり、戦争下の洗脳の恐ろしさを体感した。謎の行動原理で20数年ジャングルを彷徨い続ける。本人も可哀想だけど、…
>>続きを読む傑作。3時間と長いが30年間を描くのだから必要な尺だろう。中弛みもなくあっという間に感じた。シーン間のつなぎが絶妙にうまい。特に青年期から壮年期への切り替わりのところはすごく自然で役者が変わったのを…
>>続きを読む個人的な感想は「3時間は長かった」に尽きる、丁寧に本人視点で帰国するまでの話を描いていたことには価値があるとは思うが、やっぱり長いと感じてしまった、あと、なぜ今、フランス制作なのにオール日本人キャス…
>>続きを読む小野田さんのことは終戦後もその事実を知らないまま戦い続けた方という認識だけがあり、よく存じ上げていなかった。
この映画を観て多少なりとも脚色はあれど本当に壮絶な人生だったんだなあと思う。
序盤の緊迫…
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