万物が持つ記憶。未知の音をあのように言葉へ翻訳してしまえるのね。その音を説明する際に彼女の中でイメージされていた巨大な球体の存在は、
まるで私が子どもの頃から高熱でうなされるたびに夢に現れる球体のよ…
1つ1つの映像、不穏な感じがありつつも心地よさを感じさせる音響が独特の世界観を形作っててそれにとても惹かれた。
シーンの移り変わりや会話がゆったりと進んでて世界観に没入する良い余白になってたと思う。…
日常で感じている人や車が通るタイミングが画面上に奇跡的にフレーミングされていてしかも音が奇跡的に表現されてる
映像でなく、本当だと感じた
途中のレコーディング室の演奏や音楽がすごくよかった。
情熱…
突然の爆発音。頭から離れないその音の正体を求めて、ジェシカは音楽家の青年エルナンを訪ねる。音の再現に成功しジェシカが再び彼を訪ねると、彼の存在などまるで最初からいなかったかのように消え去ってしまう。…
>>続きを読むこのアハ体験のような長回しの連続に耐えられるのはティルダ・スウィントンしかいないだろう
音の映画なので、劇場で観ないと評価に厳しい場面はチラホラ
ただし、劇場で観た場合こちらが眠気に耐えられないだ…
©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.