【ヴェネツィア国際映画祭「楽しい映画賞」受賞作】だけあって、楽しい映画です。チャップリンに敬意を表するレネ・クレール作品。のちにチャップリンが模倣する。
どうしても「モダン・タイムス」と比較してし…
冒頭よりベルトコンベア式の工場で出来上がる商品と労働者を流麗なカメラワークで映し出す。画一的かつ革新的な超モダンな工場のデザインと、ルネ・クレール作品の最大の魅力であるカメラと人物の配置や動線の見事…
>>続きを読む薄っぺらな邦画を観た後のせいか、約80分の枠に人生のあれこれをギュッと詰め込んだようなルネ・クレール監督のこの名作に、映画の素晴らしさを再確認する思い。
基本はドタバタありのコメディなのに、生きる事…
刑務所から逃れて身体的な自由を手に入れ、運も味方し金も地位も手にしたルイのもとに、同じく刑務所から逃れたエミールがやってくる...。
この世界には上手く生き抜くための法則がある。そんなものに倣って生…
機械化による大量生産の社会を背景に自由を求めた男二人の友情を描いた作品
ずっと音楽が流れるドタバタ音楽劇
工場で1人遅れ、2人遅れ
収拾つかなくなるシーンとか
お金が舞ってパニックになるラストとか…
フランスの巨匠ルネ・クレール作品はこれがお初。
機械化が進み急速に近代化する大量生産の時代を皮肉るコメディといえば、チャップリン御大の『モダン・タイムス』だと思っていたし観ている間も似てるな〜と思…
さあ自由を我らに!
閉じ込められていたり、縛られていたり、制限があったり、それよりも外に出て太陽を浴びて青空の下で自由に生きよう!平凡な日常生活こそが「自由」なのだ。
しかしこの映画は単純ではない。…
ルネ・クレールのドタバタ音楽劇で、監督のコメディ映画の頂点の作品とされている。
肝心のところ以外ほとんど台詞がないので、
無声映画を観ているような錯覚に陥いる。時に歌が流れ、あとはずっと音楽が流れて…
『ル・ミリオン』に続いて、ルネ・クレールがドタバタ音楽劇の手法をさらに洗練させ、彼のコメディ映画の頂点を印す一作。
ルイとエミールは同じ刑務所から脱獄した親友同士。ルイ(レイモン・コルディ)は蓄音…
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