しみじみしたくて鑑賞。
想像してたより淡々と、そして抽象的に進むストーリー。それでも退屈することなく鑑賞できたのはウド・キアーの演技力なのか。わだかまりを持たないように暮らしていくには「赦す」ことが…
老人ホームにて,その生活に倦み無意味に紙ナプキンを折り続ける男.彼こそ,かつてオハイオ州サンダスキーではその名を知らぬ者がいなかったほどの有名人,今で言うカリスマヘアドレッサーのパトリック・ピッツェ…
>>続きを読む●スワンソング(2021年アメリカ。ウド・キア)
ミスター・パットというのは実在の人物なんだな。
断絶していた旧友からの死に化粧の依頼をきっかけに過去と向き合っていく,という話なんだが,個人的に…
アメリカのティーンで縄跳びをあんなに純粋に楽しむ人居るの知らなかったよ。トップスピードで大人にならなきゃいけない世界しかないと思ってた。紙ナプキンを畳む毎日からは何も生まれないし死しかない。自分のし…
>>続きを読むスウェットのおじいさんが数時間のうちにクイーンになっていくのが劇的。黒人向けヘアサロンでポージングをするパットがすばらしかった。
あのサンダスキーは夢のサンダスキーで、だれも胸にコサージュを付けた…
このレビューはネタバレを含みます
この生き様はカッコいい、カッコよすぎる。もちろん、自分らしく生きることは容易ではない。特にあの時代にゲイとして生きることがどれだけ肩身の狭いことだったのか、想像も及ばない。そもそも、自分らしさとは何…
>>続きを読む© 2021 Swan Song Film LLC