正直途中まではカンバーバッチの演技力もあり、フィルがただただ不快でストレスしか感じなかった。ただ全編通して観終わると、そのストレスを感じるだけの価値があったとわかる。久々にこういうアート系映画で、一…
>>続きを読む「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
本作は2021年に製作されたベネディクト・カンバーバッチ主演のヒューマンドラマ。1920年代のモンタナ州にある牧場を舞台に繰り広げられる人々の感情の交差を描いた作品。…
見てて最初どんな風に話が流れて行くのか分からなくて辛かった。フィルが差別主義者なのかゲイをひたすら隠してるのか、フィルとピーターのシーンは1本の糸が張り詰める緊張感もあり、話が見えてくるとぐいぐい引…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ザパワーオブザドッグ
いやぁスゲェ映画観たね!しかし不思議というか、観た人がどう解釈したかで変わってく映画。伏線があるが説明はない。から変わる。私は復讐する話なんだと思った。
でも、人間の生活とし…
このレビューはネタバレを含みます
バンジョーの音色、執拗に耳に残る衣装や足の音。フィルの有害な男性性を象徴する様々なサウンド。
彼の独唱はもう聴こえない。
自然の有り様を、人間という種族を通して垣間見た。
極めて多義的なフィルの内面…
海外の映画批評サイトで絶賛されている作品。あまり期待しすぎると、裏切られて時のダメージがデカいので、なるべく期待値を上げずに鑑賞したのですが…。
ベネディクト・カンバーバッチのオーラというか、纏っ…
アカデミー賞を狙う、Netflixの今年の“決め球”。秘めたる激情を描いてきたカンピオン監督が67歳、12年ぶりの新作にして傑作を創り上げた。超難役をモノにしたカンバーバッチはキャリア最高の名演。今…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
男らしい男であれという抑圧とか、フィルの純粋さと陰湿さが他人も自分も傷つけてきたのか…ある意味あの終わりは明るい未来を感じさせる気もして、ハッピーエンド…なのかな?!
障害物は排除しろとお父さんは言…
ちょっと凄すぎて意味が分からない。
細部まで練り上げられた脚本と、伏線につぐ伏線に、
伏線処理班第2支部隊長の私でさえお手上げ。
この映画を理解するには1回観ただけでは不可能。
何回観ても理…