[マッチョイズムの終焉と新たな時代の幕開け] 70点
2021年ヴェネツィア映画祭コンペ部門出品作品。1925年のモンタナにおける牧場主兄弟の物語を通して、いわゆる"有害な男性性"について描いた作…
最初は重苦しい雰囲気がまとわりついてくるみたいでちょっとしんどいかも…と思ってたけど、ピーターが牧場に来てからめちゃくちゃ面白かった。第4章くらいかな?
フィルがマチズモ的な言動に固執するのは時…
裕福な牧場主の兄弟、粗野だが知的でカリスマ性を持つ兄フィルと気弱だが先進的な弟ジョージ
ことはジョージが未亡人ローズと再婚した所から動き出す
閉塞感の強い画作りと抑圧的な演出、終始鳴り続ける不協和…
何だこりゃ・・・
結末の意味がわからん。推測すると何となくそういうことだろうとはわかるが暗喩的な構成が強すぎて何だかなぁ~(笑)
原作でははっきり結末を書いてあるのだろうか?
ところでだ、これって私…
わかりやすい説明はせず、芝居や間接的なセリフで背景を伝えようとする演出に好感。
ただ、飛行機の中で観るには、集中力が必要やったなぁとも。
視聴環境のせいもあり、作り手の狙いをどこまで汲み取れたかが…
米国からの帰国の飛行機で見た作品。
久しぶりに中身のある面白い映画を観た。
途中から雲行き怪しいと思ったら、そういう話になってくとは最初は想像できんかったよ。
と思ったら、全然予想してない結末に…