叫びとささやきの作品情報・感想・評価・動画配信

『叫びとささやき』に投稿された感想・評価

3.5

#1166
1972年 スウェーデン🇸🇪映画
イングマール・ベイルマン監督(54歳)作品

「野いちご」を観て、面白さがわかって、ちょっと調子に乗ったみたいだ。この作品も続けて観ることにしたが、甘か…

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赤一色のオブジェクト美しすぎる。
これ観た後アラン・ロブ=グリエ観て映画の赤っていいなぁって思った(血じゃないんですよ)
4.0

 叫びや囁きというよりこりゃ呻きじゃないのとナメていたら、こっちが叫びそうになった。端麗な画がつづくのかと思いきや想像以上に猟奇的。
 鮮烈な赤のイメージ。壁紙や絨毯、カーテンを赤一色で徹底的に統一…

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さ
4.5
このレビューはネタバレを含みます
形而上的すぎる。難しい。。
幸せに生きること、人と愛を持って関わり合うことの難しさを見せられた感。

病気の次女とその姉妹と召使、赤基調の映像の中で静かにじわじわ4人の女性の愛憎やエゴが垣間見えてくるドラマ。

間接的にエゴや醜態が見えてくるのがこんなに生々しく感じるとは思わなかった。
皆がそれぞれ…

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EDEN
3.8
7/17/2025

叫び : 拒絶 (魂を放射し跳ねつける)
囁き : 介入 (注入、魂が入り込む)
Juzo
5.0
このレビューはネタバレを含みます

死とは何か、痛みとは何か、他者の苦しみに私たちはどれだけ寄り添えるのか。
終盤、死んだはずのアグネスが一瞬蘇り、母親を求める場面は、まさに「人間が死に際に欲する愛」の化身。
それに応えられない家族の…

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作品の全てが理解できたかというと、そうではないと言わざるを得ない。それでも尚、面白い作品だった。イングマール・ベルイマンらしく、人間の深層心理に鋭く迫っている。最後のシーンの亡くなる女性の本音が、物…

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Aoyoao
5.0

病気を患っている次女、姉、妹、召使い。
4人の内面の叫びを鮮やかな色彩で抉り出し、
沈黙、神、嫉妬、性、命を強烈に活写した、
イングマール・ベルイマン監督後期の傑作。

冒頭の長い沈黙、
過剰に多用…

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