このレビューはネタバレを含みます
タイトルは、田中泯の踊りを観たフランスの哲学者であるロジェカイヨワの言葉に因む。後半途中、田中が弟子の踊り指導をした際に出た田中の言葉が印象に残った。体の芯から出る柔らかな口調で、『急ぎすぎなんだよ…
>>続きを読むその場を尊重せず、音楽を流してしまったり、幼少時代と場踊りをリンクさせることで見方を強制するなど、その一つ一つの場踊りに対して冒涜的ではあった。が、背景を知った監督の解釈としての作品としては面白味が…
>>続きを読む個人的には前衛芸術に対する不信感があるものの、「ハイパーダンス」の創始者田中泯の遍歴を山村浩二のアニメーションで辿り、あらゆる場を感知してパフォーマンスを繰り広げる田中と丹念な風景描写に魅了されたド…
>>続きを読む踊りは所有できない。
踊りは間に生まれていく。
見ている人もダンサーなのだ。
【感想】
劇や映画における演技、音楽における演奏やダンスはその母体に副次する産物だと勘違いしていた。表現としてそれらは…
「稽古場の鏡が嫌いだった。向こうで動いている自分に縛られ、支配されていく気がした。、、私とはなにか、個性を出せ、そんな言葉もまわりに溢れていた。ぼくには私を表現するということがどうもピンとこなかった…
>>続きを読む犬童一心監督『名付けようのない踊り』(2022)
踊りは所有できない、踊りは間に生まれていく、観ている人もダンサーなのだー
芸術、完成、以前の形態、そのものの神秘や幸福。プロセスそのものの作品性…
ひたすらにかっこよいです。
今はメジャー商業映画で高い評価を受けてるけど昔は過激なパフォーマンスで警察の世話になったり、恥ずかしいと思われたり、これ国宝の映画そのものじゃん!
彼は信じているんだな、…
©2021「名付けようのない踊り」製作委員会