踊りは所有できない。
踊りは間に生まれていく。
見ている人もダンサーなのだ。
【感想】
劇や映画における演技、音楽における演奏やダンスはその母体に副次する産物だと勘違いしていた。表現としてそれらは…
「稽古場の鏡が嫌いだった。向こうで動いている自分に縛られ、支配されていく気がした。、、私とはなにか、個性を出せ、そんな言葉もまわりに溢れていた。ぼくには私を表現するということがどうもピンとこなかった…
>>続きを読む犬童一心監督『名付けようのない踊り』(2022)
踊りは所有できない、踊りは間に生まれていく、観ている人もダンサーなのだー
芸術、完成、以前の形態、そのものの神秘や幸福。プロセスそのものの作品性…
ひたすらにかっこよいです。
今はメジャー商業映画で高い評価を受けてるけど昔は過激なパフォーマンスで警察の世話になったり、恥ずかしいと思われたり、これ国宝の映画そのものじゃん!
彼は信じているんだな、…
2025_110
田中泯という人間
人生という踊り
『国宝』を観た時は妖怪みたいだなぁという印象だった。
でもちゃんと人間だった。
その踊りは、踊りと呼ぶにはあまりにも自然且つ超不自然で、…
©2021「名付けようのない踊り」製作委員会