悪い意味でない「禍々しさ」。
場の気というか、空間と共存して
こんな風に表現できる人がいるんだなと…
職場の先輩にこの映画を勧められるまで、田中泯さんを詳しく知らなかったんだけど魂で表現するって…
踊りと言葉、アニメーション、音楽、この映画を構成する全てに泯さんが詰まってて、めちゃくちゃ素晴らしかった
「ダンサーは、ダンスを目的に身体を作ってしまう。ぼくは、その身体で踊るのは違うと思った」とい…
このレビューはネタバレを含みます
大人の言っている「季節」というものより早いものがあった
世界にはこんなにも違う速度のものが同時にあること
僕には世界にあるたくさんの速度がいっせいに押し寄せてる
踊り手はその速度を選択できる、豆の速…
ゼロから踊りが産まれる瞬間や、無に還る刹那。
例えば踏み締めた足がふり上がり ぱらりと砂が落ちる一瞬や、空を掴む指の間から見えた 細い太陽の光が揺れたその時。
観ている何もかもを逃すまいと、自分の感…
印象に残った言葉たち
踊りのためにトレーニングした身体で踊るのは違うと思った。
踊り終わった後の、あー幸せという一言。
言葉より前に踊りはあって、ずっと言葉が生まれるのを踊りはじっと待っていた…
©2021「名付けようのない踊り」製作委員会