カリフォルニエの作品情報・感想・評価

「カリフォルニエ」に投稿された感想・評価

Sohey

Soheyの感想・評価

3.1
『6歳のボクが、大人になるまで』のように9歳~14歳のイタリアに暮らすモロッコ人移民の少女ジャミラの成長を1年ごとに追った成長のドラマ。

『6歳の~』は恋や反抗期、家族との関係、抑揚のある人生の節目節目を描いていたけど、本作の場合は過酷な環境下で生きるジャミラがひたすらに夢を追う姿を追っていて、1年1年の違いがあまり出ていなかった気がする。

でもクラスメイトからの移民差別やヤングケアラーに近い状況で生きるジャミラが夢に向かって突き進んでいく姿はたくましく、これからの彼女の人生をもっと知りたくなった。
あさの

あさのの感想・評価

3.5
テンポ良く進む少女の成長ストーリー。家族以外の繋がりを持つことも大事。同時に、3周くらい回って気づく家族の大切さとか、リアルだった。
MALPASO

MALPASOの感想・評価

3.3
映画『カリフォルニエ』

@東京国際映画祭
イタリア

舞台はイタリア。モロッコ移民の少女の9歳から14歳までの成長を描いた作品。ドキュメンタリー・タッチで、言われないとそうかと思うほど。
5年にわたって同じ少女が主役を演じているというリンクレイター監督の『
少女は学校にも行けず働かなくてはいけなかったり、家は洗濯機も買えない。難民のその後の貧困問題。

演技もリアル。全てがリアルなドラマ。主人公の少女の自然な演技に驚く。

監督カッシゴリ&カウフマン初の劇映画。これまではドキュメンタリー作品を作っていた人。ドキュメンタリー・タッチな演出が上手いのもうなづける。フリードキン監督とか是枝監督とか、ドキュメンタリー出身の監督の映画はリアル。
fumi

fumiの感想・評価

3.2
これで終わり?というあっけなさ。
移民問題にフォーカスしているのか少女の成長を追っているのかどっちつかずでちょっと物足りない感じ。
さらに私がぼーっとしててチャプターごとに出る数字をジャミラの年齢ではなく月だと思い込んでいて13が出た時やっと気付いたので時の経過を味わいきれなかった部分もある。。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0
【自分のモノがないこと、自分のジカンがないこと】
第34回東京国際映画祭コンペティション作品『カリフォルニエ』を観ました。Twitterのフォロワーさんと食事をした際に『6才のボクが、大人になるまで。』とダルデンヌ兄弟の作品を足したような映画と聞いて不安を感じたのですが杞憂。ありがちな貧困回転寿司映画になっておらず、貧困によって起こる心理的問題を鋭く分析し、寄り添う映画となっていた。

ジャミラは母に弁当の件について文句を言うところから始まる。叶わぬ願いに不満を抱きながら彼女はボクシングジムのゴミ箱からペットボトルを取り出し、そこに水を入れて登校する。クラスメイトはジュースを飲んでいたりするが、貧しい彼女はジュースを買い与えられないのだ。彼女は語学の授業で先生に発音を指摘され、ムッとなる。1年後の彼女は、もはや先生の指摘を受け入れられなくなってしまう。学校に居場所もなく、家も貧しいので学校をやめる。自由を得る為に、彼女はお金を稼ごうとする。

本作は、貧困における自由への渇望を鋭く捕らえている。多くの映画の場合、自由への渇望といえば、家から出て自分の人生を歩む話に持っていく。本作は、貧困における不自由とは何かを突きつけたシーンを並べるところに注力している。例えば、携帯電話は家族共有である。友達に電話するにしても家族の許可を取らないといけない。そこで邪魔が入ると消耗してしまう。また、仕事を始めると自分が自由に使える時間が少なくなってしまう。だから彼女は携帯を欲しがったり、自由を求めたりするのだ。それを踏まえると、彼女が学校の先生に反発する理由も腑に落ちる。彼女は外国語を操る。しかし、先生に指摘されると、自分が数少ない自由に操れる言葉を奪われると思ってしまい本能的に拒絶してしまうのだ。

だから、彼女が電動バイクを手に入れたとき、嬉しそうに見せびらかすのだ。彼女が長年かけてようやく手にした自分が自由に使えるモノなのだから。これは日本公開されてほしいものです。
"裂け目からは光が差す"

【STORY】
 イタリアに住むモロッコ移民の少女は、生きづらさから学校を避け、一般的に見ると道を踏み外しかけた生活をしているが…


【感想】
《TIFF2021》10本目

 不思議なタイトルだなぁと思ってたら、そこで出てくるのか!
 普遍的なメッセージ性もあるし、人種や宗教においてマイノリティである人々の生きづらさなどに共感させる味わい深い作品だった。

 幸せとは言えない状況でも、ただグレるわけじゃなくて、ちゃんと自分なりの道を見つけてる主人公が素敵だったな。

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観た回数:1回
直近の鑑賞:東京国際映画祭(21.11.07)
kyoko

kyokoの感想・評価

3.7
モロッコからイタリアに移住した少女ジャミラの11歳から14歳までを追ったドキュメンタリー。
9歳から通っているというボクシングジムの場面から始まるので、てっきりボクサーとしての成長物語かと思いきや、中学に上がりジム通いをやめてしまった彼女の未成熟さばかりが際立ち始める。稼ぎたい一心で大人に対してハッタリや出まかせを連発する無作法さはちょっと目に余るほど。あげく母親の職まで失わせてしまった。

仕事を得て、経済力をつけ始めたあたりから少し印象が変わる。未成年の労働搾取の問題が見えながらも当人に暗い影は見えない。
美容院での働きぶりとか、ジムの会長にお別れの挨拶とか、実は律儀なジャミラがどんな大人になるのか見てみたいなと思う。

タイトルの意味が分かったときにはちょっと笑ってしまった。
mingo

mingoの感想・評価

3.5
リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」のフォロワー。モロッコ移民の少女がイタリア南部で暮らす葛藤を描いたドキュメンタリー調ドラマ。
「亀裂には光が差すから」という希望を込められたタイトルの由来がグッときただけに、ところどころ演出が中途半端で勿体なかった…
aoliy

aoliyの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

映画祭14本目。

うーんなかなか絶妙な…
すべてが少しずつ足りない感じ。
kiko

kikoの感想・評価

3.9
うーむ…凄くよかっただろうに、体調整えられず結構寝てしまった。逞しく頑張ってほしい。
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