説明過多だなとは思うけど、このくらい手厚く説明してくれると思考が画面や台詞に先行することになるので、つまりは視聴者が反芻するための遊びをもたせてあるということなのかもしれない。
よかった。ディダル…
[俺は俺のスタイルを曲げないぞ] 60点
どの作品を観ても同じような作品に見えてくる映画監督界の中ボスクラスにいるのがオミルバエフだが、今回も昔の作品から引用してきている。『ザ・ロード』で映画監督…
日比谷シャンテならぬ日比谷岩波ホールだった…
ヘッセ「作家の夕べ」とカザフの詩人から着想を得たらしいが、現代の詩人と過去の詩人を交錯させることで密度を出すなど映画の作り込みは丁寧だし、言語が一つに集…
うーーん、悪くは無いが監督が映画を通じて伝えたいことが前面に出すぎている。つまり説明過多。
キャディラック試乗の後に店員から金ないのがバレるくだり、わざわざ靴のアップのショットを入れる事からもそれが…
めちゃ良いところもあるけど、どこか説教くさいというか大きな物語の崩壊から、リバリタリアンとか言いたいことも分かりつつ。詩という可能性に大いに気持ちは分かるけど抜け切らないというかだったらもう少し手つ…
>>続きを読む東京国際映画祭にて。
たぶん、初めて見たカザフスタン映画。
素晴らしかったです。
この映画に出会えただけで、今年のTIFFに参加してよかったと思っています。
たぶん、若い方々は、なんだか堅苦しい、鈍…
東京国際映画祭にて鑑賞。
コンペ3本目はカザフスタンから『ある詩人』!そしてこれがメチャクチャ良くできていた!
現代を生きる「詩人」と、過去の「伝説の詩人」の半生が交差する。ドラマとしてはスタン…
「始めに言葉ありき」。タルコフスキー監督作『サクリファイス』のあの有名な"生命の樹"の場面をコピーした貼り絵のアップから始まるの本作。ロシア文学の永遠のテーマである貧しき者の矜持についてわかりやすく…
>>続きを読む詩を書くにおいて、それが人を動かすがゆえに公権力の弾圧を受ける時代と、安全ではあるが自分すらも物質主義に潰されてしまう時代とどちらがましか、という話。つまらなくはないが、それをわかった上で芸術/俗世…
>>続きを読む©Kazakhfilm