このレビューはネタバレを含みます
ある属性によって不当な扱いを受けた過去の人物に主人公が自身を重ね合わせ、その人と自分のためにその人の失われた遺物を探すという点が、先週観た『ロスト・キング 500年越しの運命』に似ていると思った。…
>>続きを読むオマージュとは「既存の作品、人物、発言などに対して敬意を表する」こと。
売れる目処がたたない女性映画監督が、フィルムの修復作業を通して自分の人生と向き合い、新たな一歩を踏み出す姿を描いた作品。オスス…
ミステリーやサスペンスを観ているとき、主人公(主に男性)が謎を追ったり、転げ回って銃撃戦をしている間、家では奥さんが料理したり掃除したりしてるんだろうなといつもぼんやり考えていたが、この作品は
謎を…
#2023-67
一見地味だけど、とても丁寧に丁寧に作られた良作。
主人公の女性監督とバラバラになってしまったフィルムを撮影した当時の女性監督とそのフィルムの主役だった女性判事。男尊女卑感は否めな…
ある映画監督が、
ある映画を追い求める作品。
映画館で立ち尽くす彼女が、
まるで舞台にいるようで綺麗だった。
彼が携帯で眺めている映像は、
もしかしたら映画なのかもしれない。
昔の映画を共に観…
スランプの女性映画監督が、1960年代に3本の映画を撮った女性監督の最後の作品の欠けている部分を探し関係者と会う中で、自分の生き方についても思い悩む物語。
期待度が高かっただけに個人的には今ひとつ…
このレビューはネタバレを含みます
韓国は近年女性監督の台頭が著しい。お気に入りは「はちどり」と「夏時間」。歴史を作ってきた先輩たちへのオマージュを感じた。
家族との関係の描き方も良かった。共働きでお母さんもしっかり稼げと言われる(…
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