かなり、どうかしてる映画の一つ。草笛光子なんか結構、加山雄三に肩持ったりして、どうも東宝は、加山雄三に優しい。実際、殺された旦那の奥さんが殺した男に惹かれるかと言う、かなりのハードルを越えられるのか…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督の遺作にして秀作である。
交通事故で夫を亡くした女性と、その加害者の男が惹かれ合う姿が、切なく何とも言えない美しさが醸し出されている。
二人の距離が縮まってくいく様子を決してドラマチッ…
映画館で何度も観ているが、DVD廉価版が出たので購入。
成瀬巳喜男といえば『浮雲』が代表作だし、『乱れる』や『女が階段を上る時』といった高峰秀子が主演映画を思い浮かべる人も多いだろう。でも原節子が…
第4の巨匠こと、成瀬巳喜男監督の遺作となった1967年の日本映画
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成瀬映画はいつも、始まって2分間ぐらいは小津映画っぽいなって思うんだけど、そこからの展開が全く異なる。人間の醜さと美しさ、特に女…
ところどころ省略の妙が感じられる。
複数で会話する時の構図の変化が見てて楽しい。二人とか三人とか。
青森のカフェの雑な店員もちゃんと主演二人を気にしてたり、演出が細かい。奥のレイヤーの人物がちゃんと…
男女の感情のもつれを、しめやかな映像で表現し続けてきた成瀬巳喜男、その遺作にふさわしい一作。
男の部屋を訪ねた女が窓を閉め、カーテンを閉めるとはどういうことか。更にそのカーテンと窓を男がすぐに開ける…
成瀬巳喜男監督の遺作。
妊娠中に交通事故で最愛の夫を亡くした由美子と、その事故の加害者となった三島との間に生まれる、愛と憎しみが交錯する人間ドラマ。
車に轢かれて人が亡くなったにもかかわらず、運…