暴走する殺戮のブギーマン!
vs
暴走する過剰な自警主義!
恐怖に支配されたハドンフィールドと生還したマイケル・マイヤーズによって、惨劇の一夜は深まるばかり……。
『ハロウィン』っていうか『13金』>>続きを読む
オリジンの‘78年版『ハロウィン』から↓
「ジェイミー・ロイド:タイムライン」
「ジュディス・マイヤーズ:タイムライン」
リブート版「ロブ・ゾンビ:タイムライン」
オマケの番外編
……と、複雑怪奇な展>>続きを読む
ザック・スナイダー×ジェームズ・ガン!
いまやアメコミ映画の陰と陽を代表する両雄の、意欲的な『ゾンビ』リメイク!
‘00s以降顕著な「走るゾンビ問題」は、モソモソ彷徨う様子の映像化が最早ギャグとい>>続きを読む
ディノ・デ・ラウレンティスに急かされて書いたという、ハンニバル・レクターのオリジン。
監督は『真珠の首飾りの少女』のピーター・ウェーバー、主演は『ムーンナイト』出演後に急逝したギャスパー・ウリエル。>>続きを読む
冗長でドッチラケなドラマ版に比べて、丸一日の出来事としてタイトになってはいるものの、切り貼り感がハンパなく、展開が粗筋に終始してると言わざるを得ません。そのくせ間怠っこしい謎ポエム場面なんかはそのまま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作準拠・改変ポイントでのお楽しみはもちろん、サプライズな配役でテンション爆上がり。
それにトンデモ日本の完成度(?)もサイコー!
……だけどやっぱり米原は田舎。
小説の前作『グラスホッパー』を前提>>続きを読む
【ドラマ版感想】
下卑た腹づもりの軽佻浮薄なエログロに苦手意識があった園子温監督。大好きなバンパイア要素でなんとかドラマ完走しましたが、怒りを通りこして呆れてます。
話数を重ねるほど文字通りわちゃわ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「身内が誰かと入れ替わってるんじゃ……?」という、いわゆるカプグラ症候群を足がかりにしたサイコスリラー。
黒い森の湖畔に佇むオシャレ別荘って(いかにもオーストリアな)舞台の雰囲気はナイス。画づくりもこ>>続きを読む
浮気ダメ、絶対!
シリーズ化でチームものになるのは、ホラーの定石!……と思ったら、まさかのマルチバース!?
パラレルにループしたために起こる数々のギャップが、オフビートなギャグからパーソナルな問題まで>>続きを読む
スーパーナチュラル殺戮マシーン
vs
正体不明の寡黙なおじさん
……って、ニコケイの借金返済作品かと思ったら、『Five Nights at Freddy's』とダダカブり映画じゃねーか!
完成度>>続きを読む
自分の新山千春ナレッジが本作と『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』しかないので、Youtuberとして活躍する今も"やらせオカルト番組のリポーター"という印象しかありません……、ごめんなさい>>続きを読む
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ほんとにあった『ほんとにあった! 呪いのビデオ』かと思ったら、『OUTLAST』×『女幽霊』に!
なかなか下火になることのないファウンド・フッテージものですが、本作はそこに“映画制作”という要素で、メ>>続きを読む
新作ドラマがめちゃめちゃ評判いいですね。
それ踏まえて初心に帰ってみようかと。
人形へほんとうに命が吹き込まれたような、アニマトロニクスがやっぱすげー!
トム・ホランドといえば今じゃMCUの快男児で>>続きを読む
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2時間ずぅっと胃を掴まれてるような緊張が続く、スパイ・サスペンス映画の新たな傑作。キューバ危機の裏にあった、実際の事件だというから驚きです。
細やかだけどサラリとこなす諜報活動の一挙手一投足には悶絶す>>続きを読む
オリジナルはコメディ調らしいですが、ベイのパワーで骨太大爆発アクション大作に。
ジェイク・ギレンホールの鼻持ちならなさと、根っこは優男なヤーヤ・アブドゥル・マーティンⅡの兄弟感が最高。
やっぱり白眉>>続きを読む
戦争映画界で傑作といえば潜水艦モノ!
潜水艦モノで傑作といえば『U・ボート』!
ドイツのUボートを題材とする潜水艦映画といえば、やっぱり『眼下の敵』と本作の二大巨頭でしょう。
監督は『ネバーエンディ>>続きを読む
一言でいえばキノコデミック・ホラー。
ジャンプスケアへの入り方がみえみえすぎるし、そのはずしギャグも安易だし、アクションシーンのグラグラカメラは過剰だし、カットを割って寄ってみせる陳腐だし、アクション>>続きを読む
あの『サンダーバード』が!
完全新作で帰ってきた!!!
ラジオドラマを骨子とするため派手な特撮よりも、レディ・ペネロープと執事パーカーとがメインの一味違うテイストに。
内容はかなり『007ゴールドフ>>続きを読む
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『ファンタビ』第三弾はオトナな政治闘争!
青春ジュブナイルな『ハリポタ』と異なり、学者・役人・政治家がメインの『ファンタビ』はその洒脱さが独自の魅力で、三作目にして最大限に活かされた印象です。
とくに>>続きを読む
『アバター2』を祝して!
ジェームズ・キャメロンで「海・やべー軍人・やさしい宇宙人」といったら、やっぱり本作もね。
華々しいフィルモグラフィの中では不発ぎみですが、キャメロンを語るうえで侮ってはいけな>>続きを読む
やっぱりジョージ・ミラーの根っこには「寓意性」や「神話性」があるんだなぁ、と再確認できる作品。
政治陰謀劇に振り回される前半と、野生児共同体に振り回される後半。マックスはどちらも闖入者として活躍しま>>続きを読む
殺人鬼ホラーの雄ウェス・クレイヴン監督作。
『エルム街』シリーズでも自己言及的な作品があったように、内容的にも構造的にも、セルフパロディやオマージュネタにあふれる趣向。
情報社会直前の90‘sだからで>>続きを読む
『マンク』撮った今だからこそ言えますが、フィンチャーってやっぱり往年のハリウッドが大好きなんですねぇ〜〜〜!
オーソン・ウェルズやヒッチコックなどへのリスペクトが盛りだくさん。とくに個人的には『裏窓』>>続きを読む
猪突猛進ジーン・ハックマン&古女房ロイ・シャイダーのバディ感が最高。
手に汗にぎる尾行シーンに、スピード感あふれるカーチェイスは今なお色あせない緊張感があります。銃撃戦には活劇的様式美もありつつ、の>>続きを読む
ずっと寺沢先生の『コブラ』のパクリだと思ってました……。スタローン版『ダーティ・ハリー』なんすね。
名言(迷言)しか吐かないコブレッティ(スタローン)と、文字通り“スーパー”モデルなヌードセン(ニー>>続きを読む
原作ブライアン・オールディーズ!
企画スタンリー・キューブリック!
監督スティーブン・スピルバーグ!
画的な目配せからテーマとしての意味深長さまで、スピルバーグの映画愛があふれる、おとぎ話のような”人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
廃墟のような異形の団地……。
乳母車を押す謎の母親や不気味な老人……。
そして街には女性を襲う黒ずくめの殺人鬼……。
さらには旧日本軍による人体実験の過去……。
なにより生理的嫌悪を煽る、蠢く蟲たち!>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「ディープステートの陰謀論がホントだったら?」をアイデアに、政治や性差の対立をセンセーショナルに描いたブラックコメディ・デスゲーム。
結局のところ社会問題って、パーソナルな部分に関わってくるからこそ大>>続きを読む
「午後ローでやるB級ホラーでしょ?」
……と侮るなかれ。
監督ロバート・ロドリゲス、主演イライジャ・ウッドandジョシュ・ハーネットwithジョーダナ・ブリュースターとその後2000年代を代表する若手>>続きを読む
むこうの少年野球は、試合ひとつとってもおらが村のイベント感があっていいですね。
続編をつくるにあたり、大局的な展開に関しては「1日目」の内容や生存者(まさかのジャイモン・フンスー)の証言で、その凄惨>>続きを読む
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『ジュラシック』シリーズ、ついに完結!
…なのか?
ぶっちゃけ、もっと驚天動地で阿鼻叫喚な世紀末の“ジュラシック・ワールド”を観たかった……。『パーク2』の終盤のほうが、現代社会と恐竜世界との遭遇>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
偶然とは? 運命とは?
ある親子にふりかかった出来事は、事故なのか事件なのか。
「軍人&オタクのリベンジ・ムービー!」な予告とは裏腹に、予想以上の秀逸な良作に出逢えました。
『ファーゴ』的シュールで>>続きを読む
ドニー・イェンvsニコラス・ツェー!
漢の色気がほとばしってます!!!
どこで一時停止しても額に飾れる美しさ。香港ノワールの王道を突き進む、新たな大傑作です。
ショッピングモールやスラムなどバトル>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「そうはならんやろ」
「なっとるやろがい!」
やりたい事とか趣味とかが盛りだくさんなエメリッヒ映画の集大成。『インデペンデンス・デイ』+『2012』だと思ってたら、みんな大好き『プロメテウス』でした。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
The past is never dead. It's not even past……と、寓意的に過去と今を行き来するのかと思いきや……、最悪のウエストワールドかい!
凄惨な南部プランテーション農>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大学院を目指す主人公とそのダメ彼氏は、浜辺のサマーハウスでのんびりと休暇を……と思いきや、文字通り霧中の恐怖が襲来!
「霧、汚染、寄生、変容」って、予告でおおよそは明らかになってますけどもね。
何も>>続きを読む