本多猪四郎は、ゴジラ映画以外にもSF映画を色々撮っている。
『妖星ゴラス』とか『緯度ゼロ大作戦』とか『マタンゴ』とか。
当時は、ゴジラを主役に映画を撮るという発想がなかったんじゃないだろうか?
それ…
■昭和の純真な子どもたちは「宇宙大怪獣vs自衛隊」に期待したはずなのに、ドゴラの正体は空を浮遊するクラゲのような、ときには結晶のような宇宙細胞。肩透かしを食ったはず。
■終始「警察vs宝石強盗団」の…
【 怪獣? の出番が少ない異色特撮映画 】
「宇宙怪獣ガメラ」ならぬ「宇宙大怪獣ドゴラ」、どんな凄い着ぐるみの怪獣が現れると思ったのだけど…
本多猪四郎(監督)と円谷英二(特技監督)の組んだ特撮…
放射能で変異した宇宙細胞とダイヤ強盗の話。変異した宇宙細胞こと宇宙怪獣ドゴラくんが餌のために世界中のダイヤや石炭(炭素)を集めてたら、それがダイヤ強盗の仕業に間違えられて、それを追う捜査官って感じか…
>>続きを読む色々な怪獣映画見てきたし見てなくても図鑑とかで大枠くらいは知ってるものとか多いけれど、本作はマジで中身を知らなかった。というか存在を大学生なるまで知らなかった。
で今回初めて見てみると結構面白かった…
祝!2300本目!
2300本記念にしちゃ、らしくないタイトルだが、いや映画としてはなかなか面白かった。コメディ要素満載で、台詞も粋だ。
特撮がまた素晴らしい!
「日本上空は放射能の吹き溜まり」って…
銀行GO盗と宇宙KAI獣の同時進行構成。
この良い感じのバランス感覚に加えてスパイ映画の様な要素にジョークもきっちり。
このご時世で轢き逃げジョークも何か刺さりつつ毛色がどこか違う怪獣作品を。
「…