故郷の便り/家からの手紙の作品情報・感想・評価

故郷の便り/家からの手紙1977年製作の映画)

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上映日:2023年04月07日

製作国:

上映時間:85分

3.8

『故郷の便り/家からの手紙』に投稿された感想・評価

はい

はいの感想・評価

4.0

夜さえも寝静まった時間に、薄暗い部屋でこれを観るのは幸せだと思う。何を映画にするか、どこまでが映画に成り得るか、足り得るか、という実験的な試みがこの時代にはあった。今はそれが枯れてしまった。手紙を受…

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村田

村田の感想・評価

3.5
🎞NY来たけど全然帰れんでごめん母さん
👍大都会の寄る辺なさを抉る透徹した趣旨
sui

suiの感想・評価

-

70sのニューヨーク
私みたいに何となーく街に出て人や建物を眺めて想像したり考え事したりするのが好きな人は好きだと思う映画


・TOYOTAの車映っててびっくり

・母からの手紙
「あなたは夏の陽…

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山市

山市の感想・評価

-
ニューヨークの街並みにベルギーの母からの手紙の朗読が淡々と重ねられていくのがよかった トレインボムがたくさん

このレビューはネタバレを含みます

【故郷とは】

大都会ニューヨークの70年代当時の様子と、ひたすら朗読される母親からの手紙。

無機質な都会の雑踏と人間的な故郷の香りの対比がとても面白い。

これは恐らく70年代や80年代の東京に…

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za

zaの感想・評価

-
1970年代のニューヨーク画。リアルな風景映像がたまらない。
当時としては実験的なのだろうが、今の感覚で見ると一周まわってyoutubeのライブ映像のよう。おかんがずーっと返事をせがんでるのが面白い。
vodka

vodkaの感想・評価

-
メカスが天使化していく時間が一瞬も昇華されず身体に薄く張り付いて沈殿していく。神経の軋み、その具体的な重さ。逃げ場のないものは次にどこへ逃げればいいのか…à bout de souffle?
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

紙やインクの質量は失われ、音として還元される母の手紙。過剰な愛情はアケルマンの冷静な声によって相対化され、その声すらも街の騒音で掻き消えてしまう。ほぼ屋外で撮影され、アケルマン的個室の内部は映らない…

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Riko

Rikoの感想・評価

-

アケルマンの天才っぷりはこれと一晩中で発揮されてんじゃね?って位良かった!
車と電車の音しかないこの現実なようで虚構の世界に傍観者(カメラ)として没入したい
この故郷にもNYにも不在な自己がアンナの…

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21世紀K

21世紀Kの感想・評価

3.9

ニューヨーク。
街行く人はごく一部がピントにのり、奥行きが感じられる。人が映らない風景はパンフォーカス気味。それでも立体的な空間が際立つ。
フレームを出入りする、フレーム内で現れては消える人物。
電…

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