ソ連、ジョージア、その辺の歴史的な経緯がよく分かっていないというのもあるかもだが、物語自体に物足りなさが否めないのと、主人公が作家で詩的なモノローグが多かったのと、会話の途中でなぜ怒りだしたのかが分…
>>続きを読む“失われた時を求めて”
まさに人生を表してる言葉。
過去を乗り越えてたら、未来は楽しむだけ。そのために、過去の人間関係を修復する。
79歳の誕生日を迎えた作家のもとに昔の恋人から数十年ぶりにか…
お茶碗の底の部分を「糸尻(いとじり)」と云う事は知っていた。作り上げた陶磁器の底を、轆轤(ろくろ)から糸で切り離すからである。作品の誕生という事で言うなら、台座(母親)からヘソの緒が切り離された瞬間…
>>続きを読むジョージアのトリビシに暮らす老女が過去のくびきと向き合う話で、タイトルがどういう意味かと思えば日本の「金継ぎ」の技法が本作の着想の基になってるんだね。いったん関係の壊れてしまった人々が、時を経て現在…
>>続きを読む素には何処に行き着くのか…と、ジョージアの作家で79歳エレナが、60年ぶりに語り合った元恋人アルチルと歌う、踊る、メロディーの美しさがさらって行った。
エレネの元恋人の心、幼いエレネから両親を、特…
90歳を過ぎたジョージア女性監督によるドラマ。
ストーリーは金継ぎに着想した人間関係の修復とのことだが、メインキャラクターは三人とも老齢でなかなか簡単ではない。
ソ連時代の高官だったミランダは典型的…
日本の割れた花瓶の修復で使ってる金の糸を人間関係に置き換えてとても良い映画だった。
なかなか難しいけど、金の糸という修復しようと考える女性の考え方はとても良かった。
物事を違う方に変えると新しい考え…
二人のおばあの登場によって、抵抗と抑圧、どちらのナショナリズム?も描かれていたように思う
ナショナリズム的な価値観がぴんとこないの、ノスタルジーがピンとこないのと、私の中で似てるんじゃないかと、ふ…
©️ 3003 film production, 2019