私だけ聴こえるに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『私だけ聴こえる』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

声のない世界でも心はある。

手話、文字、表情、沈黙もことばとして丁寧に映してある。耳で聴くより、感じるコミュニケーションに焦点が当たっていて、それがすごく印象的。登場人物たちが、自分の夢、悩み、怒…

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鳳泉
4.0

『コーダ』は観たことないけど、以前松井さんがゲストスピーカーで講義を受けたことがあって気になっていたので鑑賞。
知らない世界があるんだなぁと思った。
聴者でもろう者でもない人たち。
コーダの人たちは…

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コーダですがこの映画で登場するコーダには共感しかなかった。
聾者が親というだけで哀れみを向けられるため、周囲に言いづらく友達にも親の障害について話せなかったのでこういうコーダが集まるキャンプがあるの…

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「コーダ あいのうた」が巷では絶賛されていたけど、私は断然こちらの方が良かったです。
家族って大切だしかけがえのないものだけれど、面倒だし煩わしいし、近過ぎてぶち当たる事もある。
ドキュメンタリー映…

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Coda観たあとに観たから余計に興味深かった。普通の人生でも自分にとって居心地のいいコミュニティなんてすごく少ないけど、マイノリティの人にとってはもっともっと少ないわけで。
これ映画館で見た時にトー…

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耳の聞こえない親を持つ耳の聞こえる子供達のドキュメンタリー

「友達に声が大きいねと言われる、声の加減が分からないの、ろうの親に育てられたから」
4.0

どちらでもない苦悩に心が痛む。「コーダ あいのうた」はとてもパーソナルな作品だったのだなぁと改めて教えられた。ただ、あの作品に声が凝縮されていた分、私の中での衝撃が和らいでしまったのは否めない。それ…

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3.8

聾からも聴者からも浮いてしまうコーダの人たちの辛さが劇映画よりも重めに伝わる。同じ境遇の人が集まるサマーキャンプなどが救いになるというのは、そうなんだという感じ。こういう人達もいるというのを知れるの…

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自分たちは、ろうでも聴者でもない「コーダ」という種族だと序盤で語るのだが、それが終わる頃には少しわかる気がする。学校で、声が大きい、身振りが大きい、ボディタッチが多いと言われる。ろうじゃないけど聴者…

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アイデンティティ。簡単には言えないけど、彼女たちしか経験できない悲しみ、喜びや寂しさを抱きしめて、彼女たちにしか出来ない何かの表現があるんだと、未来に希望を持って欲しい。

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