近頃偶然にも耳の聞こえない人がいる作品をいくつか観る機会がありましたが、
この作品はまた違った要素で描かれており、
ほとんどの人が生活していて聞こえる世界というのが当たり前に描かれており、
違和感な…
コンディションが芳しくなく上映開始まで座席で寝ていた。
これ集中力保つかな……と心配していたが杞憂だった。
生活音を強調するからなんやねんと私は思っているし、モノローグになると「良いこと言ってる」…
映画の作り方とか主人公の言葉数が少ないこともあって耳と目を研ぎ澄ませて観るこの感覚が好み〜と感じました。
16mmフィルムの醸し出す雰囲気もとてもよかったし、合っていたなと思いました。
耳の聴こえ…
これが映像言語としての映画ってやつか!と美しさと情感溢れるシーンの連続に震えた。
反復して描かれる日常生活や練習風景の動作や音がケイコの見える世界と、僕らのいる世界を繋いでいるように思えた。
1…
'見つめる'映画だった。同時に、ケイコには聴こえない、私たちの日常に溢れる音に'気付かされる'映画でもあった。それくらい音へのこだわりを感じた。
ずっとボクシングなんだけど、戦いはメインじゃない。…
トークイベント付きFilmarks特別試写会に参加させていただきました。
全編を通して劇伴はなく、街の喧騒や電車が通る音などの環境音、コップを机に置く音さえも、他の映画よりも音が大きくはっきりと聴こ…
もう一度踏み出す勇気をくれる映画だと思いました。
ボクシングをしていて聴覚障害のある人を描いてはいるけれどそれがメインではない。むしろそこは日常で風景。
主人公は愛想笑いが苦手で正直者。クールな…
静かな感動と静かな情熱に、心を大きく揺さぶられる作品でした。
聴覚障害に感情移入することなく、障害をフックにしていない作品は初めての体験。
見終わったあとにジワジワくる新体験の喜びがえります。
【…
Filmarks試写会にて
岸井ゆきの演じる聴覚障害を持つボクサーの確らしさに唸る。
冒頭ケイコは新種のダンスパフォーマンスのようなリズミカルなミット打ちを披露する。この鮮やかさに目を澄ませてスク…
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS