またボクシング映画に傑作が生まれましたね。2000年代以降邦画もこのジャンルだけは、世界と互角に闘えてます。→山Pの『あしたのジョー』除く。
それだけこの国がハングリーというか、貧しくなっているの…
今年公開の邦画の中でベスト。いや、洋画も合わせてベストかも。
観終わった後にじわじわと波のように余韻が押し寄せてくるのは、口数が少ないのに映像から語られるものが溢れているからだろうか。
16mmフィ…
BGMがほとんどなかったり、手話の字幕の出しかたがインタータイトルであったり目を澄まして映画をみないといけない緊張感が伝わってくる作品だった。
冒頭の鉛筆の音やミッド打ち、ステップ音など聾者の方に…
いわゆるボクシング映画っぽい「人生を賭けた闘い!」みたいな描かれ方ではなく、灯した火を消さないようにボクシングのある日々を続けていくケイコの姿が心に残る映画だった。
劇伴なしで描かれるそんなケイコ…
聴覚障害がどうの...を描かずケイコの人生=生き方を描いていたのが◎
何と言っても岸井ゆきのの、台詞なしの手話演技やボクシングの練習が🥊真に迫るものがあった。
16mmフィルムで撮られた少し粗め…
近頃偶然にも耳の聞こえない人がいる作品をいくつか観る機会がありましたが、
この作品はまた違った要素で描かれており、
ほとんどの人が生活していて聞こえる世界というのが当たり前に描かれており、
違和感な…
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS