とても個人的で詩的な作品だった。メキシコという国を表現するアイロニックな暗喩には理解できないものも多かったが、大胆で実験的で何より美しい映像に心を掴まれたし、自分のアイデンティティに悩み、更に克服し…
>>続きを読むロサンゼルスで活動するジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者が、自問自答しながらメキシコへ帰郷する様、バルドを描く。
"バルド"とは、仏教において、前世の死の瞬間から次の世に生を受ける刹那まで…
イニャリトゥ本人を多分に反映させたであろう主人公、アメリカで成功するけど故郷メキシコの精神との軋轢に苦悩するって話。
正直、イニャリトゥの作品はちょっと苦手というか、あんまりハマらない😥
今作も…
例によってよくわからんサブタイトル。「偽りの記録と一握りの真実」だそうである。別にそう大上段に構えなくとも「ウソから出たマコト」くらいの表現にしておけば可愛いものを(まあ和訳だけどね)、そんなふうに…
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シームレス展開、
フローしていく映像と台詞と人生。
薄気味悪さとともに映像美をあしらって、
向かうべく道も定かでないように、
夢中夢のように進行していく。
シーンの為の映画、映画のような映画、…
2023年6月12日
映画 #バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年)鑑賞
#アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 監督作品
メキシコ人のアイデンティティというものをベースに虚構と現実が…
監督の初期作品はかなり好き。1.2作目はこの先もきっと忘れられない内容だ。
しかし、本作はワタシは飽きた。期待せず観ても飽きた。一言で"詰め込み過ぎ"だって。金かけてるアイデア風呂敷広げて見せられて…
メキシコ移民の憂いが分かって興味深かったです。
シルヴェリオ・ガマはメキシコのドキュメンタリー映画監督で、妻のルシア、息子のロレンツィオとロサンゼルスに住んでいる。とあるアメリカのジャーナリスト・…