1300年代のカトリック修道院という閉ざされた舞台。わずかに出てくる外部は、教会の外のすぐ側だけで、高い壁が立ちはだかる。貧民はまともな言葉を話さず、食糧を求める動物的な姿が印象的だった。
修道院は…
まずは何といっても、修道士見習いのアドソ君(クリスチャン・スレイター)の童貞卒業エピソードが強烈です。
聡明な修道士ウィリアム(ショーン・コネリー)に同行して要塞のように異様な佇まいのカトリック修…
このレビューはネタバレを含みます
思い出って意味でこの映画が好きで、この点数。
大学の西校舎の、表側のよく使われる階段じゃなくて、建物の奥と横側をつなぐ階段を使う先生に、なんでこっちの階段すきなんですか?と聞いたらこの映画に出てくる…
歴史家ル・ゴフが監修についてかなり実証的な時代考証を試みた作品だが、蝋燭の灯りに照らされた登場人物たちの顔に宿る陰影は、明らかにレンブラントの絵のそれで、むしろ虚構としての側面(「中世らしさ」の演出…
>>続きを読むウンベルト・エーコの大ベストセラーを結構忠実に映画化した1986年の大ヒット作。昨年亡くなったショーン・コネリーが主人公の修道士ウィリアムを演じ流石の貫禄を示す😃そしてまだ少年のクリスチャン・スレイ…
>>続きを読む映画はコース料理と同じ。何度も言うが、前菜(開始数十分から)が美味しくないとメイン(後半)が美味しくてもその店台無し。
中世のあそこらへんを理解していても楽しめないと思う。
何度も踏ん張ったが途中で…
ショーン・コネリー目当てに見つけた映画。全編暗くて寒い雰囲気で体力がないと最後まで見られません。
当時レーザーディスクのジャケットが2値の白黒で、その漆黒の暗さが気に入ってしまった事もお気に入り映画…