今も昔も途中も誰かが語っていた家畜に例えられてしまう国民よ。
1991年にソ連邦の中の混乱と自由への渇望をアーカイブで構成した2作品「ミスター・ランズベルギス」「新生ロシア1991(英語題The …
ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)が崩壊する過程でゴルバチョフ書記長が軟禁された1991年8⽉19⽇から数日間のレニングラード(サンクトペテルブルク)の街を撮った白黒の映像は当時の緊迫した様子を伝え…
>>続きを読む群衆のなかを縫うように移動するカメラにふと向けられる、鋭いまなざしの数々に、たしかな個人の"素朴さ"を見る。一枚の旗をたたむのもあくまでひとりの人間だ。予告でも印象的だった人々が一斉に腕をあげる(一…
>>続きを読むある程度関係性を知っていないと内容理解が難しいかもしれないけど、
映像を見てからあとで勉強しても意味はある。
それくらい映像の力は圧倒的。
よくぞこの記録を集めてくれたと思う。
若き日のプーチンも映…
ロズニツァの『ドンバス』や『国葬』が好きなので、本作も期待していた。全体としては期待通りであり、超えてはこなかった印象。
1991年8月の共産党保守派によるクーデターは、教科書では一行で終わってし…
©️Atoms & Void