ダニエル・シュミット、モロッコを撮ろうが日本を撮ろうが、あの映像の温度感が一貫してるんだな。
実はモロッコ見たさに観に行った「ヘカテ」がしばらくトラウマだったのだが、ストーリーの後味の悪さと反比例す…
20世紀レジェンドの貴重な映像の数々に息を呑む。坂東玉三郎が語る女形。舞台上の自分を見る玉三郎。不思議な構成。ユーロ堀越さんアテネ松本さんが揃って“名助監督”と語る「青山真治クロニクルズ」とパンフ買…
>>続きを読む『書かれた顔』2回目。レジェンド俳優たちによる演技論、俳優論、舞台論、映画論についての戸惑いドキュメンタリー。女とは?俳優とは?フィクションとは?
自分自身への客観的な視線による自覚。そこで見つかっ…
「書かれた顔」とはつまり「作られた虚構」ということではないだろうか、劇中で語られる"男が女を演じること"の持つ客観性や、"自分には何が出来ないか"を見つめ直すことで得られる知見/境地があること、シュ…
>>続きを読む「所作」という言葉がずっと頭に浮かんでいた。「動作」でも「演技」でもなく、所作。
『書かれた顔』というタイトルも本当に秀逸だと思う(これまた『描かれた顔』ではなく)。
これはもう観たほうが早…
素顔を塗りつぶす化粧と美しい衣装を纏い舞台上に立つあの人は本当に坂東玉三郎なのだろうか?坂東玉三郎ではなかったら誰なのだろうか?あの恐ろしいほど美しい人は一体何者なのか?そんな問いがずっと浮かぶ映画…
>>続きを読む🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE