ライカート、アケルマン、バーバラ・ローデン、オッティンガーに続き、アメリカの女性監督ニナ・メンケスの特集上映が開催されている。例によって全然知らなかったし、ピンと来なかった。
本作は彼女が映画学校…
久々にスヤスヤタイムを満喫してしまった。
でも起きててもよく理解できなかったと思う(言い訳)
ただし時系列をミックスして嘘と本当、現実と妄想が混ざり合って狂っていくような感覚は面白かった。
それ以外…
プールにいる天使だか悪魔だかの羽根のついた2人の女性のカット。これに惹かれて鑑賞。
ジャンヌ・ディエルマン×アル中女の肖像in80'sアメリカという印象。好きな要素ばかりではあるけど、アングラ映画…
実感のない生。
覆い被さる男たちに到達できない"ここ"にいる彼女たちはここには居らず、観念的な言葉を口走り続ける。
マイリー・サイラスの『Flowers』にある "何時間でも独りで話せるし、理解され…
禅問答とポエムが混じったモノローグを自分の分身たる登場人物たちに発声させる。反復する事で確かに強度は高まるんだけど、いかにも観念的で入ってこない。スタンダードサイズの画面に男の背中が忙しなく蠢く。ロ…
>>続きを読む「私はここにはいない」と冒頭言い放つアイダは客をとっていても心ここに在らずで、それは彼女がパーソナルスペースに自分が許した人以外を決して立ち入らせないから。クレア(とかホテルの主人一家も?)は近寄る…
>>続きを読むセックスワークを始める前にはセックスというものを神聖で特別な行為であるという認識をしていたが、何度も何度もセックスをしていくうちに穴にアレをただただ入れる苦痛である行為と化する。苦痛を伴うセックスを…
>>続きを読む©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos